事務局の半場です。5月26日、静岡県立大学「地域みらいづくりフェロー」認定証授与式へ参りました。この称号は、当法人がいつも大変お世話になっている同大学、国際関係学部の高畑幸教授にご推薦いだたいたものです。

(認定式の記事はこちら:静岡新聞 2022.5.28

ところで、当団体は四半世紀を超え、確実に次世代が育っています。また近年は、フィリピン以外の国の方々も参加するようになりました。

こうした団体の歴史や取組を、社会教育で大切な考え方「知の循環型社会」をキーワードに、昨年、大学生(国際関係学部・食品栄養科学部・看護学部・経営情報学部の約30名)に講義する機会を頂戴しました。

この「知の循環型社会」というキーワードが、同大学が柱に掲げている「教育」「研究」「地域貢献」「国際交流」を軸にした「地(知)の拠点」という教育観にもつながり、今回の認定に至っています。

今年度は10月にまた、登壇の機会をいただきます。フィリピンの方々に向けた活動を中心とする当法人ですが、地域貢献の枝葉も伸びています。

Maraming salamat po.

これからも、みんなで地域をつくっていこう。

(写真は、授与式に参加された皆様と)

 

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(おまけ)

上述の通り、昨年は4つの学部生に当法人の取組についてお聞きいただきました。講座後のアンケートでは、研究分野ごと(学部ごと)に、得られた感想に特色が見られました。

経営情報学部の方々からは、「人口動態」「社会保障」「NPO法人の資金調達」に関心が集まりました。

国際関係学部の学生たちからは、「交流・コミュニケーション」「日本語教育」「市民活動」「多文化共生」「異文化理解」「場づくり」「支援活動」「助け合い」というキーワードを入れたコメントが多かったです。

食品栄養科学部の皆さんは「イベント」について、看護学部の学生さんは「高齢者世帯の増加から介護、終末期ケアへの備えが必要」…など。

学生さんたちのお声を通じて、私たちの団体について改めて見直すことができました。引き続き、よろしくお願い致します。