9月29日、バヤニハン人材育成講座第一期の2回目が行われました。
講師は、フィリピンミンダナオ国際大学(MKD)日本語センター長 町田隆一様。
「フィリピン国内の日本語教育熱について」というタイトルで、お話しいただきました。
ここ浜松でナガイサの教室に参加しているフィリピンの方々の出身地で
圧倒的に名前が出てくるのが、このMKDのあるミンダナオ島のダバオ。
戦前からたくさんの日本人が移住し、そして現在その子孫が多数住んでいる町です。
講座では、町田先生のほかに、MKDの4年生ビオさんも流ちょうな日本語で、
なぜ日本語を勉強したいのか、どうやって勉強してきたかなどをお話ししてくれました。
講座後には参加者からは、
とてもリアルに現状をとらえることができました。
日本語教育のことだけでなく、フィリピンと日本の国のつながりの歴史も知ることができて、大変興味深かった。
動機付け、モチベーションの維持をどうやって諮っていくか、どこも悩みは同じだなと感じた。
日系人の呼び寄せ等の在留資格について詳しく知りたい。
などの感想が寄せられました。
移住してくる方々が夢と希望を失わないようにすること、その自己実現を手助けできるような日本語教室の場で
ありたいと思いました。
町田先生、ビオさん、ありがとうございました。
参加者の皆さんもご参加ありがとうございました。
次回はいよいよそれぞれの教室で「みんなで長く一緒に学びに向かうしかけ」を考えてみましょう。