3月6日、文化庁の日本語学習サイト「つなひろ」の使い方講座を実施しましたので、ご報告します。全国から30名近くの皆様にご参加いただきました。

おかげさまをもちまして、講座へのリピーターが増えています。ありがとうございます。

今回の講師は有田玲子先生。先生はとにかく明るい!!そしてオンラインでは難しいと言われている「ワーク活動」も、明確なご指示でテキパキとお進めくださいました。

下記、この日の内容です。

・先生の自己紹介/ご参加者の皆様もブレークアウトで自己紹介しましょう

・「生活上、外国人が困ることとは?」押し付けではなくて、知らないとその人も困るというもの(例:その地域のごみ捨て方法)を、私たちは「どうやって学習に結びつけるか?」を考えましょう

・文化庁の「標準的なカリキュラム案」を見てみましょう

・「つなひろ」はもともと日本語教育の空白地域の学習者(約47万人いると言われている)が独習できることを想定して作りました

・動画視聴による表現や言葉の学習を通じて、「家族・隣人とのコミュニケーション」へ結びつけるのが「つなひろ」の役目です

・独習では難しいこともあるので、日本人と一緒に動画を見られるとよいですね

・「つなひろ」の特徴は、文字で覚えるのではなく、「この場面で、この表現が使える」を目指しています。自分の身近なことが言えるようになると忘れないですよね

・でも、「つなひろ」は発展的な学習もできるようになっています

・「つなひろ」を使って、○×問題・オープンクエスチョンを作るときのポイントを学びましょう

「つなひろ」の「図書館に行ってみよう」を見て、○×問題・オープンクエスチョンを各自、作ってみましょう

なぜ、私たちはこのような問題を事前準備として作っておくか!?学習者が自分で考えて、言葉で考えるという作業自体、そういう時間自体が「学びになる」からなんです

・各自が作成した○×問題・オープンクエスチョンをブレークアウトでシェアして、使ってみましょう。そして、互いの出題の「よいところ」を発見しましょう

※今回、ご参加者の皆様にお作りいただいたオープンクエスチョンは、後日、本HPに掲載させていただきますので楽しみにお待ちください。

そのほか、本講座に挙がった役に立つサイトは次の通りです。

日本語文型バンク (文型のレベルをチェックできる)国立国語研究所

最後に皆さんといっしょに集合写真を撮りました♪次回、3月13日も同じメンバーで学びます。引き続き、みなさまよろしくお願い致します。