先週の続きです^^2週続けて、文化庁の日本語学習サイト「つながるひろがるにほんごでのくらし」について学んでいます。

先週は動画に沿って質問文を作るというワークでしたが、今日は生活上の場面を想定して、「日本語支援者が自分でもスクリプトを作ってみる」というワークを行いました。

・はじめに、「つながる場面」を皆で考えました(自治体、学校、公園、日本語教室、お隣さん、お店、ビジネスクラブ、ジム・・・)。けっこう、つながる場面ってありますよね~

・次に、「つながる」ために「やさしい日本語」を取り入れてみませんか?ということで、東京都の外国人おもてなしフォーラムの「やさしい日本語」についての動画を視聴し、「やさしい日本語」のポイントを整理しました

・とはいえ、話し方のコツはあるものの「やさしい日本語」は広めようと思って広められるものではなく、一人一人が使っていくと自然と使う人が広がっていくものですね

・ここで一つの例として、「いちご狩り」を知らない外国人の友人に「ええっと、いちご狩りは…(こんなのだよ)」と説明して、「(一緒に)どうですか?」と言って誘うという一連の流れを、「やさしい日本語」で考えてみました。

・その後、ブレークアウトルームで参加者同士が内容をシェアしました。誘い方もいろいろありました^^どれも、「ぜひ、行きましょう!」と答えたくなるものばかり!

・そして、文化庁の「つなひろ」よりレベル2の「たのしみです」を視聴しました。「つなひろ」はCan-doがベースになっている点、レベル2は会話のキャッチボールが5往復程度という点にも注目しながら。

・さて、いよいよ本日のメインでもある「スクリプト」づくりに挑戦です。ブレークアウトルームに分かれて、テーマをグループごとに決めてスクリプトを作っていきます。フィラーなどを入れてナチュラルに、それでいて「生活者としての外国人」にとって「やさしい日本語」でというバランスが難しいですね。講師と事務局でそれぞれのブレークアウトルームを拝見いたしましたが、どちらのグループも熱い議論が展開されていました。

※こちらでご参加者の皆様が考えてくださったスクリプトは、後日、本HPで掲載させていただきます。楽しみにお待ちください!!

こうして2回にわたる講座が終了しました。本講座は昨年末から講師の有田先生とともに準備を進めてまいりました。先生やご参加者の皆様のおかげで、「つなひろ」の有意義な使い方がよくわかりました。

動画という媒体にチョコっと事前準備をして、「生活者としての外国人」とのおしゃべりを楽しみながら「つながるひろがる」社会を目指していきたいと思います。

最後になりましたが、全国の皆様ともつながれましたこと、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。また、皆さまとご一緒できますように(#^.^#)

今回の講座で参考にご紹介したURLは次の通りです。「地域性」を教材にすることは、とても大切です♡(”いわて”をはなそう