フィリピノナガイサは今年度より
「浜名協働センター」にて、
新たに日本語教室をスタートさせました。
定員に達していますので募集は締め切っていますm(__)m
これは浜松市が、
文化庁より委託を受けている事業で、
私たちは
(公財)浜松国際交流協会と協働開催しています。
浜松市は従来実施してきた中区、西区に加え、
新たに南区と浜北区にも教室開催地を増設!!
いずれも外国人の集住地区を選んで
設置されました。
ちなみに浜北区は
浜松市で一番フィリピン人が多く、
今は900人を超えているそうです。
フィリピノナガイサとしても、
浜北は教室実施しなければならない地区だった
というわけなんです。
さて、このクラスには目標が2つあります。
①ひらがな・カタカナが読めるようになる
②近隣住民と良好な関係を築ける
あわせて、地域防災・減災への意識向上を図る
このたびのコロナ禍において痛感しましたが、
「やさしい日本語」での情報発信は
これからも多く出されるものと思います。
外国人のみなさんにはご不便をかけますが、
すべてを多言語にできない事情もあるのです。
浜松市は実に89か国の国と地域の方々が
暮らしていらっしゃいます。(2020.6.1現在)
(最新人数はHICEホームページで見られます)
これらの言語すべてを取りそろえるのは
限界があります。
このとき、「ひらがな・カタカナが読める」
というのは生活の助けになることと思います。
ちょっと大変ですが、
まずは「読める」を目標にしていきましょう。
文字が読めると、アプリなどで調べる際の術も
きっと広がっていきますよ。
次に近隣住民との関係性づくりです。
日本語教室で勉強するのは
とても大事なことですが、
教室を出てからが本番なんですね。
でも万能に、
すぐにあれこれと日本語でやりくりできる
というものでもありません。
そんなとき、
近くにいる日本人に助けてもらえることは
とても大事です。
わからないとき、つらいとき、緊急時など。
「どうしましたか」
「すみません、教えてください」
「すみません、たすけてください」
そんな関係性を助けてくれるような表現を
身に着けていきましょう^^
こうした教室活動が日本社会において、
「外国人を取り込んだ地域ぐるみ」という
意識向上に広がっていくといいなと思っています。
ところで、
本日はケーブルテレビ「ウィンディ」の
取材を受けました。
みなさん、このクラスが
「たのしい」と言ってくれてうれしいです。
講師もインタビュー受けました。
放送は6月19日です。ご覧ください^^