雨の日が続いています。
みぞれが降ったところもチラホラあるようです。
みなさま、気を付けてお過ごしください。
さて、本日は「外国人雇用基礎セミナー」を実施し、
無事に終えましたのでご報告いたします。
開会あいさつは浜北商工会
外国人技能実習事業部部長の橋本佳代子さま
浜北商工会ではネパールの技能実習生の受け入れを
進めていますが、
そのマッチングがうまくいかないところを、
就労制限のない身分資格の方々にも視野を広げられたら…
とお話いただきました。
講師は
①申請取次行政書士の古橋洋美さま
②浜北商工会 外国人技能実習事業部さま
③当法人副理事長 松本義一
でした。
①古橋さまからは、
国が出している外国人数の分析を交えながら、
次のようなお話をいただきました。
・在留資格全29種類のうち、就労系と身分系区分
・日本で就労できる外国人の在留資格
・働く外国人が増えているということは、
外国人を雇用する事業者も増えていること
・技能実習生と特定技能の関連
・特定技能の今後
・外国人を雇用する際の注意点
②浜北商工会外国人技能実習事業部さまからは、
主にネパールの技能実習生受け入れについて。
・技能実習制度の概要
・受け入れの仕組み、体制など
・また技能実習生受け入れについて、
企業様からよく受ける質問(ご不安な点)
③フィリピノナガイサ松本からは、
・浜松と浜北の外国人数と在留資格
(とくにフィリピン人)
・身分系資格と技能実習生の日本語力
(得手、不得手 )
・企業側の雇用努力としてやれそうなこと
・地域の共生社会の展望
単なる「人材不足の解消」と捉えるだけでなく、
「外国人生活者を市場と捉えた企業の成功事例」や
「やさしい日本語の活用」
最後に、
当法人から結びのご挨拶をさせていただきました。
・本講座文化庁の
「生活者としての外国人」のための日本語教育事業
として実施していること。
・「生活者」というのを考えた際には、
在留資格の垣根は存在しないこと。
・外国人の問題として捉えるのではなく、
地域の課題として向き合ってもらえたら
ありがたいこと
今日はそれぞれの経験と立場で、
課題を出し合うことができました。
今後も浜北商工会様を介して地元企業さまと、
そして専門家として古橋洋美申請取次行政書士と、
連携して参りたいと思います。
末筆ではありますが、
こうしたテーマに関心を寄せてお集まりいただきました
企業さま、地域住民の皆様、日本語の諸先生方、
誠にありがとうございました。
・・・
文化庁「生活者としての外国人」のための日本語教育事業
主催:NPO法人フィリピノナガイサ
共催:浜北商工会