6月9日(土)報告、第2弾です。
この日は、フル回転でしたね^^;
さて、後半は「SNSのセキュリティとマナーについて」
みんなで考えてみました。
講師は当法人のスタッフ平原さんと、
かわいらしい娘さんがサポートしてくれました。
今日に合わせて、ペアのカットソーで協力してくれました♡
事前準備の打ち合わせで、講師の平原さんから、
「まず、SNSにおける日本人とフィリピン人のユーザー人数の違いを話したい」
という要望がありました。
理由は、フィリピン人と日本人が交流を図るためには、互いの人気SNSの種類を理解する事、
「人気のSNSがフィリピン人と日本人では違うという理解が大事だ」ということからでした。
①当日はそれを伝えるために、それぞれのSNS利用人数データを示してもらいながら、
日本人、特に若者に人気なのはインスタであり、
フェイスブックの利用者は30代~40代のユーザーが多いという話をしました。
また、日本人にはツイッターユーザーが多いけれども、
フィリピン人のツイッターユーザーは全くと言っていいほどいない…
ということにも触れました。
ということは、
どういう人と交流したいかによってSNSを使い分けるのも良いかもしれません。
②ただ、利用するにあたり考えなければいけないこととして、
「SNSとはそもそも何なのか?」ということです。
Social Networking service
ということで、「”社会的”という理解をもって活用することが大事”」というメッセージが添えられました。
フィリピンの人がFacebook上でトラブルに陥りやすいケースについても、皆で話し合いました。
具体例を皆で挙げ、多くは人間関係のもつれから炎上しやすいということがありました。
また、著作権について知らずに載せてしまうケースも見受けられるということでした。
③著作権についてはフィリピンと比べると日本は厳しく管理されています。
「大丈夫、大丈夫」は「本当に大丈夫?」という確認が必要ですね。
私達も広報チラシをよく作りますので、注意が必要です。
④自分のSNSのセキュリティ(パスワード)についても、アクティビティを使って、見直しました。
全員立ち上がり、
●半月置きにパスワードを変えている。変えていれば2歩前身、変えていなければ2歩下がる。
●パスワードはアルファベットと数字を混ぜている。混ぜていれば2歩前身、混ぜていなければ2歩下がる。
…といった具合です。
さて、一番後ろに下がってしまった人は、だれでしょう^^;?
もちろん、パスワード自体をここで聞くわけにいきませんので、
もし、下がってしまった人は自分のパスワードを見直した方がいいですね(汗)
・・・
今日の講座は日本語教師の資格を持つ日本の方もご参加くださったのですが、
その方からとても貴重なご意見を頂戴しました。
「生活者としての外国人に対する情報提供の機会であったと思う。
なおかつ、情報提供の大部分が日本語で行われていたことから、
特定のテーマについて外国人が日本語で意見を交換し合うことのできる、
日本語教育としても実践的な機会だったと思う。」
というお言葉をいただきました。
前半の「通訳者のスキルアップ講座」の流れから、日本語力がある程度ある
皆さんが参加されましたので、参加者に日本人を混ぜて実現できたと思います。
(前半の講座は「こちら」)
こうしたご感想から事務局としても気づきをいただきました。
ウェブに関する異文化理解を深める機会として、今後も温めていきたい講座だと思いました。
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楽しく皆が参加できるように講座を組み立ててくれた平原さん、
協力してくれたかわいらしい娘さん、どうもありがとうございました♪
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そのほか、もしウェブ上はじめ人権を侵害されるようなことがあったら、
こちらをご利用ください。法務省のホットラインです。
http://www.moj.go.jp/content/001227211.pdf