この日の平日ステップアップクラスは・・・
★前半:読解「場所や方向を正しく読み取る」
「ある説明会に行く」という場面を想定し、
説明会の主催者から、会場までの地図をもらって辿りつけるか…ということを学びました。
地図とともに、文面には
「地下鉄●●駅より徒歩10分」
「5番窓口を出て、タワービル方面に向かって歩き、4つ目の信号で左折してください。そこから…」
などが書かれています。
最初は全員同じように進むのですが、文章が進むにつれ、行き先が分かれてしまいました^^;
どこが正しい会場なのでしょう!?
地図と文章だけを頼りに、実際の配置をイメージすることは結構難しかったです。
答え合わせでは、
「どうして、その道を選んだのか」
「どうして、そこが会場だと思うのか」
を皆でディスカッションしました。
互いに「なるほど」と言い合い、答えを導き出していきます。
そして、こういった意見を出し合うときにはなるべく「発表する」ということを意識した表現を用いるよう指導します。
本当はクラスの仲間同士、仲が良いのでいわゆる「友だち言葉」を使ってしまいがちですが、そこは練習だと思って…
本日の読解、語彙
向かい、ななめ向かい、向こう、手前、四つ角、つきあたり、前方、後方、右折、左折、徒歩、面している、一方通行
一見難しいけれど、知っている漢字から意味を推測することもできます。
★後半:活動「浜松駅周辺の地図を見ながら、自分のオススメの場所をクラスの仲間に伝える」
このクラスは国籍が混ざっており、それぞれ普段行く店が少し違ったりして、その情報交換がとても楽しかったです。
まだ2回目ですが、この活動によりクラス内の交流が一気に深まりました。
ところで、浜松はJRの線路を挟んで北と南に分かれています。
そのため、駅周辺のお店への行き方を説明するのにどうしても外せない「アレ」の存在があります。
「アレ」はくぐります・・・
学習者の皆さんは「アレ」のことを説明するとき、
「新幹線が通る、(手で大きく示しながら)アレの下を通って・・・」と言います。
今日は「アレ」の正体をきちんと覚えて帰りましょう^^;
「高架」
と言います。
浜松は「高架」が結構あります。
東名高速道路を挟んだ向こう側へ行く際にもやっぱり「アレ」…、いえ「高架」が立ちはだかります。
浜松ならではの単語ですね。