バヤニハン日本語教室、浜北クラスのゲスト回について報告します。

このクラスの学習者は、工場に勤める方が多いです。

この日、「フィリピン人労働者が抱える法律問題」と題して、弁護士の先生から学びました。

「外国人からよく受ける法律相談」について、「みんなだったら、どのように解決するか」をグループで話しあいました。

その後、先生からわかりやすく解説を加えていただきました。

 

さて、その外国人の労働に関する法律問題でよく聞かれるケースを下記、記します。（一部）

 

私(わたし)は、工場(こうじょう)でアルバイトをしているフィリピン人です。私(わたし)の工場(こうじょう)では、一律(いちりつ)で、男性フィリピン人(じん)は時給(じきゅう)１０００円、女性(じょせい)フィリピン人(じん)は時給(じきゅう)７００円(えん)です。仕事(しごと)内容(ないよう)や勤務(きんむ)時間(じかん)は同(おな)じなのにこのような差別(さべつ)は許(ゆる)されるのでしょうか？

 

 

私(わたし)は働(はたら)いている会社(かいしゃ)と直接(ちょくせつ)契約(けいやく)を結(むす)んでいます。私(わたし)は正社員(せいしゃいん)ですか？

 

 

私(わたし)は、ある会社(かいしゃ)でパート(ぱーと)として働(はたら)いているフィリピン人(じん)男性(だんせい)です。いまの会社(かいしゃ)で働(はたら)いて半年(はんとし)ですが、子供(こども)が生(う)まれました。そこで、育児(いくじ)休暇(きゅうか)をとりたいと考(かんが)えているのですが可能(かのう)でしょうか？

 

 

私(わたし)は自動車(じどうしゃ)部品(ぶひん)を製造(せいぞう)する工場(こうじょう)で働(はたら)いていました。ある日(ひ)１階(かい)で作業(さぎょう)をしていたところ、２階(かい)から機械(きかい)が落(お)ちてきて大怪我(おおけが)をしてしまいました。とても会社(かいしゃ)にいけるような状況(じょうきょう)ではありません。どうしたらよいですか？

 

 

私(わたし)は食品(しょくひん)加工(かこう)工場(こうじょう)で働(はたら)いているフィリピン人(じん)です。ある日(ひ)、仕事(しごと)でミスをしてケーキ１００個(こ)を捨(す)てることになってしまいました。社長(しゃちょう)から、ケーキ１００個分(こぶん)の代金(だいきん)を払(はら)えと言(い)われました。私(わたし)はケ(け)ーキ１００個分(こぶん)の代金(だいきん)を支払(しはら)う必要(ひつよう)があるのでしょうか？

 

 

私(わたし)は、一週間前(いちしゅうかんまえ)、急(きゅう)に会社(かいしゃ)をクビになったフィリピン人(じん)男性(だんせい)です。何(なん)の理由(りゆう)もない解雇(かいこ)は無効(むこう)だと思(おも)うのですが、法律(ほうりつ)知識(ちしき)はなく、どうすれば良(よ)いか分(わ)かりません。どうすれば良(よ)いでしょうか？

 

 

ここで、もう一つ「よくある声」を紹介します。

★Ｑ：お金がないと、弁護士に相談できませんか？★

Ａ：まず、ご相談ください。相談先はこちらをご覧ください。

法律の相談先

 

それから、法律に関する相談は複雑です。

ぜひ、問い合わせするときは「通訳をつけてください」と、一言添えてください。