今回初めて、日本語教師の自己理解というテーマの講座を実施しました。日本語教師の国家資格化が進んでいますが、その職務に当たる上での自己理解は専門性の一つと言っても過言ではありません。

 

そこで、Work is?代表・国家資格キャリアコンサルタントの桑原祐介先生をお招きして、自己理解を深めるためのワークをしていただきました。みなさんは「ジョハリの窓」というのを聞いたことがありますか。

ジョハリの窓には4つの窓があります。

★開放の窓

★秘密の窓

★盲目の窓

★未知の窓

 

自己開示をし、フィードバックを受け入れることにより、未知の窓に重なる部分だけ「未知の可能性」として開放の窓の面積が広くなるというものです。

本講座ではブレークアウトルームを使って、

①フィードバックを受け入れる難しさを考えました

②日本語教師としての内なる動機(教師観)を語り、自己開示ワークをしました

 

最後に桑原先生から、「ご自身の強みとなる内なる動機を意識することは、日本語教師という仕事がOccupation(職業)ではなくVocation(天職)になるということでもありますので、ぜひ研鑽を重ねていかれますように」とのメッセージを頂戴しました。

桑原先生、ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。