今回は「バヤニハン日本語教室」について書きます。このクラスには、サバイバルで日本語を身に着けた人が比較的多く、日本語を聞いたり話したりすることが不自由な人はあまりいません。そのため、今年度は読み書きや文法知識の穴埋めを意識して進めています。
ここ数回は動詞のグループ分けと変化を集中的に勉強してきました。
教室では前の回や動画の復習をかねて、みんなが自宅で書いてきたものを講師が確認します。「はじめまして」の方も「お久しぶりです」の方も、動画を見てくれているので、すぐに授業についてこられます。
「まだ、プレゼントをあけないでください(学習者)」「どんなとき?(講師)」「誕生日(学習者)」といった具合です。
「もう、(私のことを)待たないでください」は韓国ドラマの見過ぎかな!?(笑)
次にもっと定着を図るため、出入国管理庁と文化庁が出した「生活・仕事ガイドブック(やさしい日本語版)」を使いました。公的機関からは「やさしい日本語」で様々な資料が発行され、情報提供されています。「やさしい日本語」だと、みなさん日常で聞いたり話したりしている言葉に近いので、内容がわかりやすいです。
生活が長いからこそ混乱する言いかえもありました。「大きい音で音楽を聞いたり、テレビを見ないでください」(・・? あれ?ちょっと変ですね。
最後に「活動」として、毎週利用しているこの浜松市南部協働センターのトイレを、ほかの利用者さんにも気持ちよく使ってもらおう!ということで、ポスター作成をしました♪
いざ、書きます!!
できあがり♡
後で、協働センターに話をしたところ、「ぜひ、トイレに貼ってください」とおっしゃっていただきました!職員の方々が一つずつに目を通して、「これは男子トイレに欲しいね」「これは女子トイレじゃない?」と…。それぞれ、守られていないところに貼りたいということでした。役に立てる活動ができて、よかったです^^
後日、ラミネートしてから、改めて協働センターに持っていきます。次回、みなさんが来た時には貼ってありますのでお楽しみに。