7月16日(日)「親子で学ぶ震災時の対応+@国際交流」を行いました。
この日、参加者の国籍はフィリピン、日本、ブラジル、インドネシア、韓国と多岐にわたりました。
前半は静岡県西部危機管理局地域支援課より、静岡県が作成した「命のパスポート」を使って実際に大震災が起きたことを想定してどのような行動をとるかを学びました。
参加者たちは机の下に頭を隠して身を守ったり、「火事だ―」と大きな声を出して行動して理解を深めました。
またハザードマップを用いて、自宅について津波の危険度がどの程度あるかも話し合いました。
普段から「家族で話し合っておくとよいこと」についても、ご教示いただきました。
・家族が集まる場所は?
・避難するときのルートは?
・最初に逃げる場所は?(津波のとき)
・知り合いや家族の連絡先
・家が壊れたときに住む場所は?
・パスポートを持った?
など。
思いつくことや少しでも不安なことは、何でも日ごろから話し合っておきましょう。
後半は参加者とともに
〇非常食としてのお米を炊く&おにぎりを作る
★参考
〇フィリピンのデザート「ハロハロづくり」
〇ブラジルの飲み物ガラナ付き
を楽しみました。
最後に、ご参加いただいた方々のお声を少しご紹介します。
・災害時の対応を学ぶことができ、いろいろ参考になりました。帰ってからまた夫や子ど
もと一緒に確認しようと思います。
・防災について考えるきっかけになりました。思っているよりも3歳の子どもが色々知っ
ていて驚きました。
・普段、日々の生活に忙しく、ゆっくり親子で考える機会がないので、今日改めて地震の
恐ろしさを再確認することができました。そして、常日頃の大切さ、家族でも色々話あ
う必要を感じた。
・震災も他人事ではないので、時間ごとに実際やるべきことが分かってよかった。
・静岡県に住んでいながら、あまり地震について考えたことがなかったのでいい機会とな
りました。自宅でも再度家族で避難場所、役割について話し合ってみたいと思います。
・専門家の説明だったので、短い時間でしたが実りがあるものでした。
・防災クッキングのご飯が簡単に炊けたので驚いた。参考になった。
・子どもたちとともに防災について考える機会となった。
・子連れのため、和室だったのが助かった。
また、このような機会を提供できればと思います。
講師の静岡県西部危機管理局のご担当者様、共催のHICE様、後援のフィリピン共和国大使館様、浜松ブラジル総領事館様、お手伝いに参加してくださった大学生たち、そしてご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。