6月12日(日)文化庁委託による公開講座を行いました。
「社会調査の手法から考える―『生活者としての外国人』のニーズを基盤とした地域日本語教育の展望―」
本講座について、参加者のコメントを一部、ご報告します。
★本講座に参加しようと思ったきっかけ、理由は?★
・社会調査の必要性、まとめ方を習いたかったため
・調査方法を学び、教室や今後の事業に役立てたい
・フィールドワークをする場合、どうやってゆくか知りたかった
・アンケート調査の考え方、手法について興味があったので
・日本語教室等の学習者にアンケートをとる機会がありますが、項目を考えるのに悩んだり、結果をどう生かしたらよいか難しいと感じていたため
・日本語教室で最初と最後にアンケートをとりますが、現在のやり方ではなかなか実状を吸い上げることができないので。
・外国にルーツを持つ子供たちの支援の参考になるかと
~本講座について、「よい」「わるい」どちらかに丸をつけていただくようお願いしたところ、
参加者全員が「よい」に丸をつけてくださいました~
★「よい」理由
・具体的な内容をパワーポイント、先生の説明で理解することができた
・今後の活動に役立てられそう
・調査の難しさ、どこに気をつければいいか。ざっくりでもわかってよかった
・専門の先生から、アンケート調査についての手法や実例による比較など、とてもいい機会を与えてもらった。よかった
・アンケートの取り方
・栄のアンケートによって社会の状況や問題が明らかになり、まちの多文化共生が進んだお話に、調査の重要性を感じました。アンケートを作る際のポイントも参考になりました
・具体的にすぐ行動に結び付く知識を得ました。クラス分けのためのアンケートや受講後継続して学習したくなるクラスづくりのためのアンケート
・時間的長さ、わかりやすさ、具体的に良い(実践の紹介)
・普段、何気なく受けているアンケートを別の面から見ることができた
ということでした。
課題となる事象があり、それを調査、検証、分析していくこと。
得られた結果を活かした活動を継続していくこと。
そして、事象はいつも時流により変化することを念頭に置くこと。
私たちは今年度も文化庁より事業委託を受けることが実現しましたので、
地域の皆様と共有できる事業を展開するよう努めます。
引き続きご支援のほど、お願い申し上げます。
さいごに、この日の講座の写真を・・・
講師の高畑先生、貴重なご講義を賜りましてありがとうございました。
参加者の皆さんがグループになり、「日本語教室で使うアンケートをつくることについて」考えてみました。
どんな質問だったら、答えやすいでしょうか。
どんな質問だったら、誘導にならないでしょうか。
学習者から正確に回答を引き出すために、様々な角度から質問を検討しました。