静岡県内の公立高校では、先週末あちこちで入学式が執り行われました。
私たちの元にも、入学式の晴れやかな笑顔の写真が続々と。

この4月に、浜松市内の県立高校、私立高校等に進学したフィリピノナガイサの生徒たちは、
合計23名。
受検をした全員が進学を果たしました。
*中学三年生8名、学齢超過15名
*県立高校全日制外国人選抜試験6名、一般入試1名、県立高校定時制課程13名、
私立高校その他3名
全員合格はここ数年なかったことで、正直私たちも大変驚きました。

生徒本人たちのがんばり、スタッフやサポーターの支えがあったことはもちろんですが、
もし、受け入れ先である高校の中にも、外国ルーツの子供たちの高校進学が将来の
地域社会のために必要なことだという認識と、困難はあるけれどもなんとか工夫して
彼らを支えていこうという機運が広がってきているのであれば、心からうれしく思います。

四月、この23名はじめ全国各地の外国ルーツの子供たちが新しい高校生活への期待に
胸を膨らませていることと思います。
「日本人」であることを前提とした教育カリキュラムや評価基準が変わっていくのには
時間がかかります。
現状では今ある枠組みを変えずに日本に来た人を受け入れようとしているのですから
無理が生じるのは当然だと思います。
つい枠組みからはみ出ているところ、今できないことが目についてしまうのも分かります。
それでも、彼らが「社会に受け入れられている」「あきらめないでがんばってみよう」
と思えるように、私たちができることはたくさんあると思います。
彼らにとっても、私たちにとっても高校入学はスタートライン。
入学おめでとう!
元気な姿を、時々教室にも見せに来てね。