11月19日(土)、前半「フィリピンの教育事情」に続いて、後半は大阪Minamiこども教室様より古賀様と島村様を招聘し、ご講義いただきました。

大阪Minamiこども教室さんの設立経緯は2012年の悲しい事件によるものでしたが、それをある母子の悲しい事件として風化させず、こうした結果をもたらしてしまったのは地域、教育現場が抱える課題なのではないか?という問題意識を強く持たれたことが、活動のエンパワメントになっているのだと知りました。

私たちフィリピノナガイサはフィリピンの皆さんの相談にも応じることから、窓口としての機能を持ち、日本社会へ橋渡しするための「ハブ」の役目を担っていると考えておりますが、こうして同じような活動をしている団体さんと連携し、取組を発信していくことで、活動の輪が全国に広がることを期待しています。

この場をお借りして、この度の大阪Minamiこども教室様とのご縁に、熱く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

 

さて本講座終了後、ご参加者の方々からは次のようなお声が寄せられました。

・たくさんの仕事をこなしていることに驚いた

・多様な支援者を巻き込むことの重要性を学びました

・周りの人が活動に参加したくなるお人柄だった。古賀さんと島村さんが心を込めて発表している姿が印象的だった

・日本社会側も、ちゃんと知るべき内容だと思った

・このような草の根的な活動は評価される一方で、続けていくための資金調達の難しさがある。その点を助成金申請や賞金などでカバーし、継続していることが素晴らしい。

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皆様、本日もおつかれさまでした。次回は12月10日になります。