はままつグローバルフェアでオンライン配信決定!「ことばの教育の今と未来」

突然ですが、皆さんは昨夏、フィリピノナガイサが開催した2つの大人気講座を覚えていらっしゃるでしょうか。

①「新時代の言語教育」小学校の外国語教育と機械翻訳技術の融合(講師:神奈川県教育委員会指導主事 成田潤也氏)こちら

②簡単!すぐ使える!!やさしい日本語×多言語音声翻訳でグローバルコミュニケーション(講師:社会教育主事 萩元直樹氏)こちら

今回は、その2つを一度にお聞きできる、とっても贅沢、かつ大胆な講座のお知らせです。

・・・と、その前に。

私たちフィリピノナガイサは団体設立から四半世紀が経ちました。この間、それぞれの時代で「地域連携」活動に邁進し、「子ども支援」活動も休むことなく継続してきました。

今ではすべての取組をフィリピン人と日本人スタッフが協働実施していますし、会に賛同する日本人も増えました。さらに、子供たちも次々成人して今では会を支える側に回っています。

今はまだ「フィリピノナガイサ」という小さな世界での出来事に過ぎませんが、このように時代を縦と横に結ぶ視点が社会のあちこちに広がると、「面」になり、多文化共生社会は「一般化する」のではないか?!

「ああ、もう一度、成田先生と萩元さんの話を一遍に聞いてみたい!」という欲張りな願いから生まれた講座、今回はそのお知らせなのです。(それで、話は前に戻ります)

さて今回、ダイナミックに時代を縦と横に思い切りぶち抜いてくださるのは「やさしい日本語ツーリズム研究会」の吉開章氏です。そして3人のパネリストに混じって、フィリピノナガイサからもスタッフのマリちゃんとハンバが参加します。

私たち5人は打ち合わせの中で、「とにかくそれぞれの主張を持ち寄って、楽しみましょう」ということを確認しあったばかり。配信中は、ご参加者の皆さんにも気軽にチャットでコメントを寄せていただきたいです♪みんなでこの講座を作って、盛り上げましょう。

なお、このコンテンツは「はままつグローバルフェア」で配信されます。学社連携、乞うご期待!先着100名までで、キャンセル待ちも受け付けます。

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お申込みは「こちら」(お申込み専用フォームから、お願いします)

みなさんとご一緒できるのを、楽しみにしています。最後にisa pa(もう1回)、チラシです^^

文化庁「つながるひろがるにほんごでのくらし」の使い方をみんなでいっしょに考えませんか

こんにちは。1年のくくりを年度で動いている私たちは、3月までラストスパート!

今年度の最後は、私たちといっしょに文化庁の日本語学習サイト「つながるひろがるにほんごでのくらし」使う工夫を学んでみませんか。

お申込みは、「コチラ

文化庁の「つながるひろがるにほんごでのくらし」のウェブサイトは「コチラ

「つながるひろがるにほんごでのくらし」、通称「つなひろ」は、空白地域に在住し、近隣に日本語教室がない人たちのために開発されたウェブサイトですが、地域日本語教室でも工夫すれば自律学習やコミュニケーションの促進に活用できそうです。

まだ開発されたばかりですので、関わる日本語学習者や地域ごとにあわせて活用のアレンジは様々に考えられます。

今回は制作メンバーでもある有田玲子さんを講師にお招きします。有田先生にアドバイスをいただきながら、皆さんとともに使う工夫をたくさん考えて、事例を集めたいと思います。

集めた事例は「つながるひろがる」の言葉通り、さらに全国の皆さんと共有し活用できるよう公開する予定です。まずは、その事例を一緒に考えてくださる40名の皆さん!お待ちしていますm(__)m

本講座は文化庁委託、浜松市後援、(公財)浜松国際交流協会(HICE)後援、そして特定非営利活動法人フィリピノナガイサ主催にて実施します。

今年の土曜日の教室が始まりました!(バヤニハン報告)

今年も土曜日、教室が始まりました。2021年、どうぞよろしくお願いします。

南部協働センターの入り口にも「新年のご挨拶」を発見。今年もヨロシクなのじゃ(家康くんより!?)

ところで、みなさんは静岡県の「地震防災ガイドブック”やさしい日本語”版」というのをご存じでしょうか。

ウェブサイトからダウンロードもできるのですが、今回は静岡県から冊子タイプになったものをご提供いただきました。

バヤニハン教室ではコレを3月まで教材に使っていきます。

3月までの本テーマの趣旨は、自分の命を守れるよう知識を身に着けること。そして、読んだり書いたり聞いたり話したりしながら、日本語学習も取り入れるという欲張りなメニューに挑戦しています。

そんな中、今日の目標は「地震の大きさについてイメージを持って備えられるようにすること」としました。

さっそく、youtube動画で東日本大震災の動画を検索し、みんなで見ました。巨大地震の揺れを体験したことがない私たちですが、個人の方がアップしていた動画から、大きな揺れの怖さと緊張感を目の当たりにしました。

「このような激しい揺れと恐怖の中で、自分の身を守らなければならない」ということで、全員の身が引き締まりました。

動画視聴後、今日はこのページを使って覚える言葉をオリジナルのワークシートに書き留めていきました。

こちらは静岡県の「地震防災ガイドブック”やさしい日本語”版」の「震度」について書かれたページです
ガイドブックから、今日の目標である「地震の大きさ」をイメージするために必要な言葉を、抽出して書き留めるシートを作りました。
漢字の書き順を講師やボランティアさんたちから教わったり、
わからない言葉を自分たちで調べたりしながら、ワークシートが埋まっていきます。
「消してもいいですか」と講師が聞くと、「待って、先生!」と前に飛んできて板書の写真を撮る皆さんです。コロナ対策で窓を全開にしているので、ホワイトボードが光ってしまい、撮影に苦戦しました。それに、エアコンも効かないのでみなさん厚着です。
さぁ、今日はこれを覚えてくるというのを宿題に出しています。来週は確認テストをしましょう。

クラスではまとめとして、白い紙を渡しています。①今日、おぼえたこと(勉強になったこと・できるようになったこと・わかったことなど)を日本語で文章を1つ書く(紙の左側) ②タガログ語や英語など自分の言葉で自由に書く(紙の右側)

皆が右側に書いてくれたコメントを、スタッフが翻訳してくれました。翻訳後、各自が書いた方の紙は返却します。何を勉強して学んだのかという記録として残しておいてくれると嬉しいです。

皆さんのコメントを読むと、「日本は地震がよく起こる国だ」という認識を持っていることが伺えます。そして、今日の学習をきっかけに「各自が」「これから」気を付けたいと思ったこと、できそうなことを書いてくれていました。

私たちのところは防災教室ではなく、「日本語教室の中にテーマとして防災を取り入れて学ぶ」という手法です。こうして気づいたこと自体が、学びとして得られるような進め方を模索しています。

そして知識としての防災は日本語教師やボランティア、同胞と学びあうだけでは至らないところもあります。このあと3月までの間に、県や市の危機管理部門と協力しながら、展開していく予定です。

最後に、日本語学習としては・・・

防災のほかにも使える汎用性の高い語彙や表現を取り入れるように努めています。今日は覚えた「大中小強弱」の漢字を自分の家庭の中で探して写真を撮る。それを講師に送るという宿題を出しました。ヒント「これらの漢字は家電に多いですよ」。

さっそく、今夜は学習者たちから写真が送られてきています^^

みなさんも、ご自宅の中を探してみてくださいね。

土曜日、フル稼働で再開しています

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。さて、私たちは今日から2021年の土曜日の教室を再開しています。

南部協働センター入口にも新年のご挨拶が書かれていましたが、達筆ですね( ゚Д゚)

小中学生向けのハロハロ教室、学齢期超の青年クラスの中にはそれぞれ高校受験を控えた生徒もいるので、面接練習の支援をしています。今日は模擬面接だったので、皆さん本番さながらの恰好で挑んでいます。

勉強もそれぞれの学年、年齢ごとに頑張っていますよ。

それにしても、教室を開催するという判断は、コロナ対策が大変です。

他の日本語教室や教育委員会の対策情報を得て、たたき台にしています。これを私たちの活動場所の状況や感染拡大のフェーズに合わせて、更新しています。

今は「窓を広く開ける」ということにしたので、「厚着をしてください」という文言が加わっています。日本人スタッフとバイリンガルスタッフにより、原案と翻訳のやり取りが行き交い、新年の教室開催という運びになりました。

みなさん、大変なスタートですが無理をせずにこれからもやっていきましょう。

「外国人の生活と就労」在留資格を扱う行政書士と、外国人支援団体との連携から見る

みなさん、こんにちは。今日は文化庁から委託を受けて実施している人材育成事業、公開講座のお知らせです。

当法人は今年度から、行政書士の古橋洋美先生と連携をしております。その中で、先生からこんな話をお聞きしました。

行政書士という仕事は在留資格に関する業務までは携わるけど、資格認定が取れたところで手を離れてしまうので、生活相談として受けていた案件については橋渡し先として、NPO法人の存在は貴重だというものでした。

いっぽう、私たちも日ごろの活動において、在住外国人から様々な相談を聞くけれど、専門家への橋渡しは欠かせないということを強く感じています。

この両者が手を携えて、外国人のための支援をするという事例はきっと、今後、外国人の定住化が進む上では参考になる取組の一つではないかと考えます。

皆様のご参加を、お待ち申し上げます。

お申込みは「コチラ

多文化共生社会の防災・減災(報告)

今年も残すところ、わずかになりました。 年末年始は大寒波がやってくるようです。皆様、気を付けてお過ごしください。

さて、12月19日に文化庁委託人材育成講座 「多文化共生社会の防災・減災」を実施しました。 共催浜松市、 公益財団法人浜松国際交流協会(HICE)

 講師は、仙台多文化共生センター 菊池哲佳(あきよし)さん、 それから (公財)浜松国際交流協会(HICE) 多文化共生コーディネーターキクヤマリサさん。 ご参加者は全国から日本語教師はもとより、 自治体・国際交流協会関係者、 地域の活動を推進されてる方などがお見えでした。 皆様、ありがとうございました。

内容はこちらをご覧ください。

★菊池様資料

仙台多文化共生センターHP(こちら

★キクヤマ様資料

(公財)浜松国際交流協会(HICE)HP(こちら

★講座の要点(内容)

ブラッシュアップ!通訳・翻訳のスキルと心がけ

お知らせです。2月11日と23日に、通訳・翻訳の仕事に興味のある人向けに、勉強会を行います。久しぶりに対面での公開講座です。

こちら毎年問い合わせを受け、人気講座ですが、ソーシャルディスタンス維持のため、定員45名の部屋に対して受講者は20名までの募集となっています。

どうぞ、お早めにお申し込みください。

なお、昨年の本講座の様子は(こちら)をご覧ください。

出前講座「やさしい日本語で伝えてみよう」

先日、とある高校(定時制)から、「やさしい日本語」に関して出前講座の要請を受け、行ってまいりました。

あたりはすっかり夜です。

この日の生徒は高校1年・2年生、あわせて30名。なかなかの大所帯です。

さっそく生徒の皆さんに、「”やさしい日本語”っていう言葉を聞いたことある人いますか?」と聞いたところ、みごとに、ゼロ!!!(想定内、やりがいありますね)

さぁ、今から2時間で「やさしい日本語を使ってみたい!」という段階まで持っていきますよ~

普段はあまり「やさしい日本語とは」という説明をしないのですが、今回は高校生ということもあり、少し社会学習の要素も取り入れました。そのため、「やさしい日本語」の誕生背景についてお話いたしました。皆さんもご存じの通り、阪神淡路大震災のときに外国人の被災者が多かったこと、日本語も英語もわからない外国人が実はたくさんいたこと。

でも、日本語をちょっと工夫するだけで外国人にもわかりやすいものになること。その後、さらに観光・行政・多文化共生分野にまで広がって今に至ること。

話を聞くばかりではつまらないと思いますので、動画でイメージを確認してみましょう♪

①やさしい日本語ツーリズム研究会の動画「やさしい日本語にはゆめがあります

でも、実際に日本語を使って外国人と話をするってどうやるの???に答えるためにもう1本!

②静岡県の動画「話そう、やさしい日本語。」

要点をワークシートに埋めながら、聞いてください。動画は書くスピードに間に合わず、どんどん進んでいきます。でも大丈夫!今日は30人もいますから、聞き逃したところは後でみんなでシェアしましょうね^^では、どうぞ~

この動画は、「やさしい日本語」のマインドと、
「文章を切る」コツがわかる動画になっています♪

「やさしい日本語」の要点でもある「はさみの法則」を講義で補足し、後半はワークに挑戦!

ワークは、ご依頼主様に合わせて、内容を変えています。今回は「知らないことを聞き続けるのは、日本語でもよくわからない」というリアル体験をどのように教室に持ち込むか…を、念入りに考えました。

高校生たちには「わかるまい」。1980年代の「ねこ」たち((´∀`))というわけで、今回の「わからないリアル体験」はジェネレーションギャップを使って。

このあと、今年の「流行語大賞2020」にノミネートされた用語から、好きなものを選んで「やさしい日本語」に変換するというワークをやってみました。

学校と生徒の許可をいただいていないので成果物をお見せすることはできないのですが、ワーク中は皆がいろいろ話しかけてくれました。

「箇条書きにしたほうがいいですか」「この、言葉を選んでもいいですか」「できました。これ、どう思いますか」「うちのタマ知りませんかについて、私も書いてみていいですか」などなど。

ところで、こうして見回っている際に、ある生徒がメモしてくれた言葉に目が留まりました。実は時間があったら最後に今日の振り返りをしたいと思って、設問を残しておいたのです。

気づいたこと、感じたこと、疑問に思ったことを書いておきましょう

この空白に、「なんか、すこい!」と。ビックリマーク付きで感想を書いてくれていた子がいたのです( ゚Д゚)

学校内はカメラ撮影禁止だったので、「こんな感じで書いてくれていた」というイメージ画像でm(__)m 大きな字でした!!

これを見て、心から「今日、高校へやって来てよかった」と思いました。「やさしい日本語」を全く知らなかった子が本講座を受けて、どこをどう「なんか、すごい!」と思ったのか、聞いてみたかったです。

次回機会があって、またどちらからかご依頼を受けた際には、こうしたところを深めて、皆さんの記憶に残るよう努めたいと思います。

最後は、静岡県からお預かりしていた「やさ日富士夫くんバッジ」を生徒の皆さんに差し上げました。

富士の裾野のように「やさしい日本語」が広がりますように。

日本語Can-Doリストを「自律学習」と「ピア学習」で作成してみました♪

土曜日のクラスは延期していますが、平日の「駅南クラス」は就学に困難を抱えている子供たちのための居場所という機能があるため、委託元の浜松市に相談の上、コロナウィルス感染予防対策を徹底しつつ活動しています。

入室時に記録するシートです。

さて、今日の活動の報告です。このクラスは日本語教師3名、バイリンガル講師2名、通訳1名、算数支援者1名体制で実施しています。それぞれ下記を分担しています。

①算数、数学のうち、おもに計算問題を支援する

②学校の生活に慣れるための初期適応指導

できる日本語」を使って、文法指導

④高校受験での面接、作文のための指導

⑤会話など全般(①~④のまとめとして受験にも、日常生活にも、若い子の生きる力にも!?バリエーション広く対応できるような内容)

こうして見ますと「⑤会話など全般」の部分はコーディネーターからの要望が、ざっくりしている割にハードル高いような^^;

しかし、言い渡されているからにはやるしかない…というわけで、今日はこんな感じ。

まずは、みなさんの来日年月日を聞きました。クラスでは日本語をどのように運用するか、ストラテジーやテクニックを添えたりもします。

「いつ日本に来ましたか」は何度も練習済。しかし、会話では「どれくらいですか」と期間を聞かれることも。会話はキャッチボールなので、正確に答えられなくても大丈夫。半年ずつくらいのスパンで、前に「だいたい」を付けて答えることもできます。

今年9月から、平日3日間ほぼ休まずに勉強を続けてきた子供たち。すっかり日本語が上手になっています^^

そこで、言語学習の4つの技能に注目しましょう!

この言葉を使って、辞書形で文章をたくさん作ってください。一行ずつ、思いつくままにノートに書いてね~

出来上がったら、発表します。みんなでシェアしましょ♡

クラスメイトの発表を聞いて、自分が書かなかった文章については聞き取ってノートに書き加えてください。

「Novelって、日本語で何?」「意見を話す→言うの方が自然だね」「レジィオ?ラジオのことかな」などなど。書きたいことがあふれている子供たちは、それを日本語で何というか?興味津々。「さっき、言ったじゃん」「この前、習ったよ」と互いに厳しい指摘と切磋琢磨し合う姿は、生徒間に信頼関係があるからこそ。いいね!

さて、アクセル全開で皆に聞きますよ~

今、皆さんが書いてくれた文章はセルフチェックリストです。すべての文章の前に「日本語で」を付けてみましょう。〇△×…横に書いてみてください。来日してから、ずいぶん日本語を使ってできるようになったこと、増えたと思いませんか?

みんなで勉強すると発見もあり、学びも増えて、なんと楽しいこと♪時間が経つのもあっという間です。

発表の最後には、昨日習った漢字「以上」を使って、「以上です」という締めくくりの実践もしたんですよね。

今後も若い子供たちに、言葉プラスαの力を付けるにはどうしたらいいか?を実践しつつ、社会に送り出してあげたいと思います。

なんて言いつつ、実は子供たちのストイックな自己研鑽と切磋琢磨に刺激を受けています^^

職業訓練の説明会

個々のケースによっては、「雇用保険」や「訓練手当」、「訓練受講給付金」を受けられる場合もあります。ご不明な点は「説明会」でお問い合わせください。

(参考)

フィリピノナガイサホームページ「職業訓練はじまります」(こちら

厚生労働省「雇用保険を受給される皆様へ(タガログ語)」動画(こちら