南部協働センターの出入り口を、ぜひご覧ください

今月、フィリピノナガイサの子どもたちの体験授業のテーマは「安全に気を付けて、交通ルールを守って、自転車に乗ること」でした。学習を終えた後、勉強したことをポスターにまとめました。

とても良く描けましたので、「センターに掲示させてもらえないか。相談してみよう!」ということで、お願いにあがりました。

センター職員から、「『いいですね!ここなら、来た人にも良く見えるし、自分たちが帰るときも安全に気を付けて帰ろう』と、思い出しますよね」と、出入口の掲示板のスペースを空けてくださいました。

ご協力に心よりお礼申し上げます。

浜松市南部協働センターへお越しの際は、ぜひ子どもたちのポスターをご覧ください。入ってすぐ右手にございます。

【職業訓練】定住外国人向け「販売サービス科」チラシ(英語・ポルトガル語・スペイン語・日本語)&説明会があります

訓練について興味のある方は、下記のスケジュールで説明会(南部協働センターにて)を実施していますので、お気軽にご参加ください。
・8月10日(水) 13:00~14:00
・8月17日(水) 13:00~14:00
・8月24日(水) 13:00~14:00
・8月31日(水) 13:00~14:00
・9月7日(水)  13:00~14:00
・9月14日(水) 13:00~14:00

 

 

(日本語)

 

(英語)

 

(ポルトガル語)

 

(スペイン語)

知の循環型社会の実践!みんなで、「やさしい日本語」講座に行ってきました♡

当法人は、浜松市UD講師派遣プログラムに登録しており、小中学校の総合学習の出前講座に応じています。

今回は体育館で小学校4年生、100名の児童に向けた講座です。当法人の子どもたちも事前準備(こちら)をして、いっしょに出かけました。

いつも元気なK君ですが、100名の小学生がドドドッと体育館に入ってきた途端、「先生、nervous…」と声が小さくなってしまい緊張している様子。自己紹介もノートを見ないで言えるように準備してきたし、ポスターも作ったし、きっと大丈夫だよ。

(K君はじめ、当法人の子どもたちが用意したポスターはこちら。意思疎通のコツを予め考えてポスター制作しました)

 

・・・

本当に大丈夫でした!本講座の導入部分で、K君たちの話す「意思疎通のコツ」を、小学生たちがメモを取りながら聞いています。そのメモをチラッと見てみたところ…

パックマンをそのまま描きうつしている児童が多いのは想定内でしたが、驚いたことに短時間に「ジェスチャー」と描いたハンドサインのイラストを、色を入れて描きうつしている子もいました!フィリピン国旗も鮮やかに色塗りされています。

メモとして、児童たちが文字情報だけでなく絵をも描き取り、コミュニケーションのコツ全体を抽出して捉えようとする力に脱帽しました。

さて、こんなふうに子どもたち同士で導入が済み、ワーク活動へ。ワークは小学生たちに次のように提案しました。

 

フィリピノナガイサの教室では今月、「交通ルールを知って、安全に気を付けて、自転車にのることができる」をテーマに勉強しています。そこで、自転車の安全な乗り方に関する○×問題を小学校の児童たちに作ってもらい、当法人の子どもたちに「やさしい日本語」で伝えてほしいというお願いをしました。

~授業冒頭に聞いた、コミュニケーションのコツも入れて。できるかな???~

次々と小学生たちからクイズが飛び出し、挙手が止まらない!活気があります。児童たちから出たクイズ問題と、当法人の子どもたちが「少しむずかしいな」と感じている様子だった箇所を( )内に記しました。次の通りです。

Q:自転車は車の仲間である。〇か×か。(「仲間」という語彙が少し難しい様子だったので、「言いかえ」や「ジェスチャー」で伝える工夫をして再出題)

Q:自転車は車道を走ってはいけない。〇か×か。(「車道」が難しい様子。「言いかえ」で再挑戦)

Q:自転車を降りるときは、左側に降りる。〇か×か。(「がわ」と「降りる」が分からない様子。「降りる」ジェスチャーをして伝え直した)

Q:自転車に乗っているとき、前から小さい女の子が歩いてきたら、自転車から降りて歩く。〇か×か。(スタッフがハサミの法則で文章を短くするフォローを入れた。2つの文章を比べて、短いほうが分かりやすいことを実感してもらった)

Q:自転車に乗る時はヘルメットをかぶる。〇か×か。(「ヘルメット」はわかるものの「かぶる」が良く分からない様子)

 

小学生たちに、「かぶるって何?」と聞いたところ、せんだみつおさんもビックリの100人による

ナハ、ナハ、ナハのアクション(笑)

なるほど!体育館で実施する講座は、このくらいシンプルな問いかけを講座の構成に散りばめるのほうが大胆なコミュニケーションを引き出せるのだとわかり、事務局としても大変参考になりました。ナハ、ナハナハ!

小学生の子どもたち、どうもありがとう^^

 

最後に本講座の締めでは定番になりましたが、

★文化庁「つながるひろがるにほんごでのくらし」パンフレットを配布

★静岡県「やさ日富士夫くん」のバッジ

を児童たちに差し上げて、終了です。

 

当法人の子どもたちも初めての小学校訪問でしたが、大人数の前でよくがんばってくれました。皆に少し自信がつき、良い思い出になったとしたら、嬉しいです。

 

・・・

翌日、この講座へ行ったことを当法人の授業の中で振り返りしました。この日から新しく入った生徒たちも複数名いましたので、小学校でどんなことをしてきたのかを伝えながら。

★100人の前で自己紹介できすることが「できた」よね。すごい!

★昨日と同じように、クラスの中で自己紹介をやってみせる(新しく入ってきた生徒たちがいるので、お手本になるよう見せてあげよう)

★「思い出」の漢字と共にラップブックを作成する(この時間を使って、新しく入ってきた生徒は先の自己紹介を手本に、自己紹介の練習をして授業最後に発表)

 

こんなふうに知の循環型社会の実践をしました。日々成長していく皆のことを頼もしく思います。

 

私たちの意思疎通について、自己分析してみました

最近、浜松市内小学校4年生の総合学習において、「やさしい日本語」講座への登壇のお声がけをいただく機会が増えています。(浜松市UD講師派遣プログラム

いつも事務局からスタッフが出向いていましたが、来週初めて、当法人の教室活動に在籍している子どもたちを伴っていく予定です。

そこで、小学校の児童たちと、当法人に在籍する子供たちの互いの探求心や学びが合流するよう、どんな準備をすればよいか考えています。

直近で出向いた小学校の講座では、最後に児童たちに「今日はどうでしたか?」と聞いたところ、「フィリピノナガイサの人たちの様子が面白かった」「もっと知りたいと思った」という導入部分についての感想がけっこう聞かれました。

この日の導入では、当法人の子どもたちを連れて行けなかった代わりに、事務局スタッフが普段の活動の様子をスライドショーにまとめて紹介していたのです。

そっか。「やさしい日本語」講座以前に、小学生の子どもたちの探求心の種は「そこ」にあったのか!と知りました。

たしかに私たちの活動は、日本の小学生たちにとって不思議な状況かもしれません。近年はフィリピンルーツ以外の子どもが在籍することがあります。また、フィリピンという一つの国の中にも100以上の言語があります。日本人スタッフは英語やフィリピノ語が話せる人ばかりでもありません。バイリンガルの先生もいますが、年齢も様々です。関わる全ての人々が互いの言語、国籍、年齢などを超えて、意志疎通を最大限に「なんとか」しています。その「なんとか」のところが小学生にとって「不思議に思う」ということなのかも?!

ということで普段、「私たちは(子供もスタッフもみんな!)」一体どうやって互いに意思疎通をしているのか?できているのか?を自己分析してみました。

そうしたところ、こんなにたくさんのコツを出し合うことができました。ジャジャジャジャ~ン!

おしゃべりしながら、日々の活動を振り返って分析していきました。

・こういう状況の時あったじゃない?あのとき、意識していたことって何?→えがお、アイコンタクト、表情

・あの時、〇〇くんが△△くんをサポートしている姿をみたとき、私(講師)からはこんな風に見えたんだけど、〇〇くんはどうしてサポートしたの?→ともだちを助けてあげたいと思った。

・このクラスって新しい生徒がよく入ってくるよね。新しい生徒が来たら、どんなことに気を付けてる?→先生は、新しい生徒は知らないことがあると不安になると思うから、今までのこのクラスの情報を教えてあげて、他の皆と一緒にやれるように気を付けているよ。

他にも、「それは”知ろうとする”だね」「心配する…う~ん、”気にかける”っていう感じかな」…といった具合に、

自分たちの言動と感情をフィットさせた後、「日本語ではこうやって言うんだ」というマッチングをしたところで、

「みんなの”コミュニケーション”のアイディアをポスターにして、日本の小学生たちにも教えてあげてほしいんだ。いいかな?」とお願いしました。

そうしたところ、みんな一生懸命、表現してくれました♡

さて来週、このポスターと、「自分たち、ちょっとスゴイことしているかも」という自信をもって、小学生たちと交流しに行きたいと思います。

日々の日本語教室で勉強している「自己紹介」も、ノートを見ないで言えるようになり、準備完了です♪

・・・

知の循環型社会の実践。つづきは「こちら

(一財)自治体国際化協会クレアのインタビューについて

みなさんは「(一財)自治体国際化協会クレア 市民国際プラザ」をご存知ですか。

多文化共生や国際協力活動に従事されているNGO・NPO、国際交流協会、自治体等の皆様への情報提供や、連携推進のための相談等を行っている総務省の外郭団体さんなのですが、このたび、そちらからインタビューを受けました。

原稿は後日公開されるとのことですが、それに先立ち、ご担当の方がインタビュー時の感想を素敵にツイートしてくださいました。

ご紹介、ありがとうございます。今から約30年前にフィリピンのお母さんたちが立ち上げた団体のパワー、飛距離がすごいことになっています!

小学校4年生の総合学習における出前講座「やさしい日本語」/浜松市「防災ノート」を使って

当法人は浜松市UD講師派遣プログラムに「やさしい日本語」講座の登録をしており、出前講座に応じています。6月、市内のある小学校(4年生 155名対象)から依頼を受けて行ってまいりました。

 

小学生たちからは、事前に当法人の子どもたちに向けて、次のような質問をいただいていました。(朝の会を使って、各クラス1つ、質問を考えてくれたそうです)

①日本で楽しいと思ったことは、どんなことですか

②日本の文化で、おどろいたことはどんなことですか

③日本来て、印象にのこっていること(もの)は、何ですか

④日本をどう思っていますか

⑤日本に来た理由は何ですか

これらの質問について、日本語教室活動の中で動画で回答しましたので、小学生たちに見せました。加えて、当法人の取組も紹介しました。

今月の日本語教室のテーマは「防災」で、フィリピノナガイサの子どもたちは「はま防~家」へ見学に行ったり、防災ポスターを作成しています。そんな様子を、小学生たちにスライドショーで見てもらいました。

 

今回のワーク活動では、浜松市防災ノート(小学校3・4年生版)を使うことにしました。なお、この防災ノートは市内小中学生に配布されるものですが、浜松市のホームページからどなたでもご覧になれます。

登場人物のみやびくんの「あ、そうだ!」という一言があるのですが、「自分たちだったら同じような状況で、どんな行動をするか?学校や家庭で普段から話し合っていることや自分の知っていること」を考えてみてもらいました。

でも、もし日本の地震のことを知らない友達がいたら、同じように行動できるかな?情報を知らないお友達に、みんなはどうやって伝えるのかな?

防災ポスターを作って教えてね

というグループ活動をしました。

絵を描いたり、ローマ字やふりがなを書いたり、箇条書きにしたり…それぞれの班で災害への備えや、いざというときの行動などを、分かりやすく伝える工夫をして仕上げてくれました。

出来上がったポスターのいくつかを、当法人の子どもたちにお土産でいただきました。小学生のみなさん、どうもありがとうございました。

土曜日の近況報告(写真いろいろ♡)

6月4日から、今年度の「バヤニハン日本語教室」も始まりました。

というわけで、改めてハロハロ教室やバヤニハン日本語教室(中区)、浜松市日本語教室(週末浜北コース)の写真を一気にまとめて下記、ご紹介します♪

今年度も毎週土曜日、フィリピノナガイサはフル稼働です!!

Maraming salamat po.

土曜日また会いましょう。

【お知らせ】多様性を活かしたまちづくり2022 浜松

8月1日(月)「多様性を活かしたまちづくり2022 浜松」のセッション①「外国にルーツを持つ子どもと若者の課題解決に向けて」に当法人代表理事、松本義一が登壇します。

ハイブリッドでの開催で、

お申し込み締め切りは7月27日(水)

 

詳細は「こちら

・・・

(下記、本シンポジウムのウェブページから抜粋)

来年度から浜松市の多文化共生施策の指針である「浜松市多文化共生都市ビジョン」が第3次計画期間を迎えるにあたり、多様性を生かしたまちづくりの実践をより進め、価値創造型の多文化共生都市・浜松に向けて考えるシンポジウムを開催します。多くの皆さまのご参加をお待ちしています。

~浜松市は多様性を生かしたまちづくりへの戦略的な取組として、欧州評議会が主導し、世界150都市以上が参加するインターカルチュラル・シティ(ICC)にアジアの都市として初めて加盟しています~

 

静岡県立大学 2022「地域みらいづくりフェロー」認定証の授与式へ参りました

事務局の半場です。5月26日、静岡県立大学「地域みらいづくりフェロー」認定証授与式へ参りました。この称号は、当法人がいつも大変お世話になっている同大学、国際関係学部の高畑幸教授にご推薦いだたいたものです。

(認定式の記事はこちら:静岡新聞 2022.5.28

ところで、当団体は四半世紀を超え、確実に次世代が育っています。また近年は、フィリピン以外の国の方々も参加するようになりました。

こうした団体の歴史や取組を、社会教育で大切な考え方「知の循環型社会」をキーワードに、昨年、大学生(国際関係学部・食品栄養科学部・看護学部・経営情報学部の約30名)に講義する機会を頂戴しました。

この「知の循環型社会」というキーワードが、同大学が柱に掲げている「教育」「研究」「地域貢献」「国際交流」を軸にした「地(知)の拠点」という教育観にもつながり、今回の認定に至っています。

今年度は10月にまた、登壇の機会をいただきます。フィリピンの方々に向けた活動を中心とする当法人ですが、地域貢献の枝葉も伸びています。

Maraming salamat po.

これからも、みんなで地域をつくっていこう。

(写真は、授与式に参加された皆様と)

 

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(おまけ)

上述の通り、昨年は4つの学部生に当法人の取組についてお聞きいただきました。講座後のアンケートでは、研究分野ごと(学部ごと)に、得られた感想に特色が見られました。

経営情報学部の方々からは、「人口動態」「社会保障」「NPO法人の資金調達」に関心が集まりました。

国際関係学部の学生たちからは、「交流・コミュニケーション」「日本語教育」「市民活動」「多文化共生」「異文化理解」「場づくり」「支援活動」「助け合い」というキーワードを入れたコメントが多かったです。

食品栄養科学部の皆さんは「イベント」について、看護学部の学生さんは「高齢者世帯の増加から介護、終末期ケアへの備えが必要」…など。

学生さんたちのお声を通じて、私たちの団体について改めて見直すことができました。引き続き、よろしくお願い致します。