バヤニハン日本語教室(中区)の報告です。

今日は文化庁日本語学習サイト「つながるひろがるにほんごでのくらし」よりレベル1 2-1「○○はどこですか」を使って、勉強しました。

クラスはまだ始まったばかり。

皆さんからは、

ひらがなの読み書きにも学習ニーズがあります。

まずは、五十音表を見ながら「つなひろ にほんご」と、スマホにタイピングしてサイトを検索してみましょう。(ちなみに皆さんは検索の際、googleを使っているそうです)

クラスでは、ひらがな入力で苦戦している人を、ICTが得意な生徒がスマホの設定をローマ字入力に変更してあげたりと、言葉以外にも助け合う場面が自然発生するんです。これが、フィリピノナガイサのいいところ♡

「つなひろ にほんご」を検索し、その正式名称を知り、

「つながる」「ひろがる」「くらし」の意味をみんなで確認。

 

「くらし」は今日初めて覚えた言葉だけど、「生活」という語彙に言い換えると意味をイメージできるようでした。

 

さて、ウェブサイトをポチッ。

 

それぞれの課ごとにスクリプトがついていますが、今日の単元のところは印刷して配布しました。

言語は選べるんですが、このクラスでは全員「英語がよい」ということでした。

(知らなかったので、フィリピノ語を印刷していってしまった…)

 

動画を見ながら、このスクリプトで音と意味を確認してもらい、

場面のイメージができたところで、

 

「牛乳以外のものも買いましょう」ということで補助教材を♪

 

さぁ、このイラストから、何を作るためにスーパーへ買い出しに行ったと思いますか?!

 

フィリピン通のあなたならわかるはず♡

正解は「アドボ」です~

 

このクラスには主婦の皆さんも多く参加されています。

「ぶたにく」「とりにく」は簡単!

知りたいのは、もう少し細かい言い方の「ぶたばらブロック」や「手羽」。

手羽については「手(て)」と「羽(はね)」という漢字から成っていることを知って、面白かったようです♪

 

ところで、ぶたばらブロック、とりてば、しょうゆ、す…

この4つでアドボってできるんでしょうか???

 

みんなに、「むり」と笑われました(笑)

 

「じゃあみんな、他の材料も教えてー」とお願いしたところ、

出てくる、出てくる、アドボの材料!

 

ゆでたまご、くろこしょう、さとう、みず、しお、

パイナップル→え!?(「うちでは、入れるよ」「入れる家もあるよね」)

バナナ→うそ!?(「ぜったい、入れない(笑)」フィリピンの皆の会話は、冗談なのか本気なのかわからないー。面白い!)

米たくさん(「それ、フィリピンスタイル。だいじ」と言ってまた笑い合っている)

 

ひらがなの清音・拗音・長音、カタカナなど。

色々な表記から音の特徴をワークシートに書いて、読んで確認。

よ~し、じゃあ牛乳以外のものも店員さんに聞いちゃおう^^

二人ペアになり、客と店員役に分かれて練習。

 

そして、

つなひろの動画の音声を消して、いざ本番!

Ready action!!!

 

・・・(写真撮り忘れました。すみません)・・・

でも、みんなすごくアフレコ上手だったんです。

それに、すごく楽しそうでした♪

 

読み書きは自習できるんだけど、「会話練習をしたかった」と言ってやってきた生徒さんがいて、

 

「自宅でもできそう!」と、喜んで帰って行かれました。うれしいな。

 

「つなひろ」の新しい使い方、アフレコ。

いかがでしょうか^^

 

最後は「ありがとう」「どういたしまして」の他のシチュエーションをみんなで考えてみましたよ。

 

来週から浜北クラスも始まります。

同時刻、別会場で実施します。

   

スタッフ総動員で運営いたしますので、

どうぞよろしくお願いしますm(__)m