今年度もいよいよ教室活動スタートしました。トップバッターは浜松市委託「日本語教室 浜北区コース」です。この教室は浜松市が文化庁より「地域日本語教育の総合的な体制づくり推進事業」の委託を受けており、私たちフィリピノナガイサはその再委託を受けています。浜名協働センターで全4回、ひらがなとカタカナを集中して勉強します。

 

対象は浜松市在住、在勤の定住外国人の皆さんです。滞在年数・国籍に関わらず参加できますので、これまで文字の勉強をできなかったという方、日常生活で読み書きに困っている方、ぜひこの事業を活用してください。

クラスに参加する方には浜松市発行、(公財)浜松国際交流協会(HICE)制作の「ひらがなカタカナ練習帳」を差し上げています。「こんな立派なテキストで勉強できてうれしい!」と学習者の皆さんに好評です!テキストはHICEホームページからダウンロードもできます。→こちら

この機会にぜひ一緒に勉強しましょう♪

…とは言っても4回って、あっという間ですよね。「私も勉強したい!」と思った矢先にすぐ終わってしまう(><)

でも、大丈夫!

浜松市では年間通して日本語学習の機会が切れることがないよう、いくつかの区の協働センターを巡回しながら、同教室を展開しています。ご都合に合わせて会場や勉強の方法をお選びくださいね。(浜名協働センターほか、東区の蒲協働センター、南区の白脇協働センターがありますのでチラシを再掲します。さらに、オンラインもあって充実~^^)

そして…

6月はもう4回、フィリピノナガイサ単独で浜名協働センターにて日本語教室を継続します。(おすすめ!!)

浜北はフィリピンをはじめとする外国人がたくさん住んでいる地区で、日本語学習とあわせて地域住民とのつながりも大切にしたいところ。ぜひ覚えた文字や言葉を使って、会話練習や災害への備えもしていきましょう。

こうして、浜松市との連携により約2ヶ月間、文字学習、会話練習、生活情報取得や災害への備えを継続できるようスケジューリングしたのが今年度の新規点です!6月はコロナの状況を見て、近隣住民の皆様にも参加のご協力頂ければ幸いですm(_ _)m

最後に今日は、

★オリエンテーション(クラスルール、緊急時やコロナ対策の説明)
★ひらがなの読み書き(粒書き、粒読みから、語彙へ)

やさしい日本語、ポルトガル語、英語が飛び交う中、進行されました。おつかれさまでした♪

初回は自己紹介が欠かせませんよね。先生の趣味をタブレットでお見せしているところです。みなさん、興味をもって聞いてくださっています。
滞在年数の長いフィリピンスタッフがブラジルの若者に文字のサポートをしています。フィリピノナガイサは四半世紀にわたる定住フィリピン人のための支援の経験を活かして、今では浜松に暮らす外国人のためにサポートしています。フィリピンでは一部地域でスペイン語が使われていて、ポルトガル語と通じるところもあるのです。加えて、多言語音声翻訳アプリも大活躍です!
覚えたひらがなを使って、語彙へ発展。読んだり書いたりします。
学習者から「ぬ」は「エスカルゴ」に形が似ている!という声が聞かれました。さて、みなさんはエスカルゴに見えますか?

このクラスでは全市共通の課題があり、今日は「ひらがな」をすべて終える!という目標でした。はじめは1回の授業で五十音全て終えられるか!?と心配しましたが、 「ん」まで終えたとき、講師・学習者ともに拍手が沸き起こりました~

みなさん、おつかれさまでした。これからよろしくお願いしますm(__)m