こんにちは。
今日は文化庁委託の人材育成講座
「オンライン支援 日本語教育の今後を考える」
を行いました。
講師は地球っ子グループの
井上くみ子さん。
井上さんのお話は、
私たちの日々の活動からも、
共感できるものばかりでした。
今年3月~5月の自粛期間中の心配から、
zoomでのオンライン支援を開始したときの様子を
聞かせていただくとともに、
日ごろの活動の礎が、
「実はオンライン支援にすぐ移行できた」
ということもよく伝わる内容でした。
井上さんたちはオンラインで支援をやってみて、
zoomの機能に向いている取組、
不向きな取り組みなどもお気づきになり、
今日はその具体例を
いくつか教えていただきました。
そして…
実際に私たちもやってみました~
これが、ものすごく楽しいワークでした♪
参加者で協力して、
「飛ぶ」という漢字を一人一画ずつ書いて、
次の人にバトンタッチしたり(難しい^^;)、
地球っ子グループさんの活動理念で
大切にされている、
「同じってうれしい、違うって楽しい」を
ワイワイ体験してみたり♪
さらにzoomの「ブレークルーム」を使って、
ほかにもオンライン支援でできそうなことを、
参加者の皆さんとともに考えてみました。
いろいろなアイディアが出ましたね!!
後半は「言葉がわからない」という海原へ
放り込まれることはどんなに大変なことか(><)
を、疑似体験をするワークをしました。
4技能のうち、
ベンガル語で書かれた文字を読むことや、
同じく
ベンガル語で自分の名前を書いてみました。
こ、こ、こりゃ、たいへんだ…
文字を読むのは大変時間を要しますし、
きれいに書けません(´;ω;`)
モンゴル語のシャワーも、
困り果ててしまいました。
学習者はこれと逆体験をしているということを、
私たち支援者は常に頭に置き、
決して、「まだできないの?」などと、
言わないようにしたいです。
講座は大変充実した内容で、
すぐにでも活用したくなるものばかりでした。
きっとご参加者の皆さまそれぞれが、
現場へ持ち帰っていただけたものと思います。
時代の変容とともに、支援のあり方も
進化していきますから、
今後もブラッシュアップして参ります。
井上さん、
ご参加者の皆さま、
本日はどうもありがとうございました。