こんにちは。
すっかり秋の陽気になりました、
もし、紅葉を見ることができたら、
きっと美しかったにちがいない!!
…そんな風に感じられる場所へ
行ってきました。
10月14日、日本語教育大会の京都大会に
登壇の機会をいただきました。
分科会2、
「日本事情って、どう教えるの?
~対象の在り方に応じた「
です。
登壇者は3名。
群馬大学の砂川裕一名誉教授
コミュニカ学院の竹田悦子先生
そして、当法人より
事務局の半場和美です。
冒頭、砂川先生から
「日本事情とはそもそも何か?」ということは、
関係者の中で十分吟味されないまま、
現在に至っているので、これに光を当てたい」
ということが話されました。
お話しの中で、
「日本事情教育」のトピックや素材、内容は、
講師や学習者が自由に選択して、加工できるものだ
と提言してくださいました。
竹田先生からは、
実際にコミュニカ学院で実践されている、
「メタ認知」に働きかける授業の工夫と
必要性をお話ししてくださいました。
自律的に自己を拡張できるような2年分の
カリキュラムは、大変興味深く拝聴しました。
さて、最後に当法人の発表の番です。
資料は後日、文化庁HPに掲載されるようですが、
一足お先にここに掲載します。
発表したポイントは、
●永住者はこれからもまだ増えそう
→永住者の配偶者等、
定住者から資格変更が進む予想
●社会保障に関する、コミュニティでの声と
それに基づく活動事例
●教室での成果
定住外国人の声を元に、教室活動に結び付けている
ということをお話いたしました。
そして、発表の終わりに
★今後の外国人受け入れ施策の加速により、
を添えました。
…実は最近、フィリピン人からの相談だけでなく、
日本人からの相談にも応じることが大変増えています。
当団体は
「フィリピン人が同胞のためにサポートする」
今後は益々外国人が増え、
……
最後に各分科会の総括という形で、
10数年ほど前からこの大会を見てきていますが、
その頃と明らかに変わった点は、
「生活者としての外国人」
その頃の「生活者としての外国人」と言えば、
今回の総括では、
(以下、東京外国語大学副学長で、
文化審議会国語分科会長の伊藤祐郎先生より)
「在留資格の枠を取り払って」
「技能実習生も留学生も身分資格の方々も」
というようにやらなければ、
これまでのことが通用しないということを
よく分かっているのは、
最
ということが明言され、
そのため、
にも言及されました。
牽引していく人材に必要な要素として、
知識、技能、そして「態度」が必要で、
取組に関わる人材の「態度」に関する部分を
今一度見直して、
というお話でまとめてくださいました。
教育者が変わらないと、学習者も変わらない…
学習者が自己実現できるよう、そして、
子供の場合は成長過程に関わるという点で、
足元となる最前線の様々な現場の取組をもって、
この熱いメッセージが今回の大会全体のタイトル、
「激動!日本語教育~人材が変わる、教育が変わる、学習者が輝く~」の結びになりました。
・・・・・
当法人もこの大会により、
活動を見直す良い機会を得ました。
フィリピンの皆様、関係者の皆様、