昨日から、ハロハロ教室の2学期が始まっています。

毎年、本クラスは学校が始まる直前の土曜日に2学期をスタートすることにしています。

これは、学校支援に行っている当法人スタッフたちが考えたもの。

かれこれ10年、このスタイルでスケジュールを組んでいます。

 

夏休み明け、子どもたちが学校へ宿題を提出する前に、

このクラスで最終チェックをしています。

 

まだ終わっていない子のサポートはもちろんのこと、

出来上がったところに漏れがないかどうかもサポートしています。

 

「できた!!」という自信を胸に学校の2学期をスタートしてほしいと思います。

 

さて、そんな土曜日のクラスの写真です。

久しぶりの教室で、大勢の生徒がやってきました^^

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そして、この日はとっても懐かしい人がやってきました!!

ハロハロ教室は前身のジュントスクラス(浜松市委託)を受け継いでいるんですが、

その頃、大学生でボランティアをやってくれていた男の子(もう男の子ではない!!立派な社会人ですね)が遊びに来てくれました。

卒業して5年くらい経つ?!

 

彼らとの思い出をここで一つご紹介。

当時、フィリピンの子どもたちが掛け算の理解につまずいていました。

掛け算ってできないと、そのあとの算数の単元に大きく影響が出ちゃうんです。

割り算も分数も小数点の計算もできなくなってしまう…

 

フィリピンの掛け算の方法って九九の暗記ではなく、指を使って答えを出します。

そのため、子どもによっては指での計算をケアレスミスしたり…

何よりも九九の暗記ではないので、計算のスピードも遅くなってしまう(><)

 

―どうにかして、九九でつまずかないように子どもたちを導くことはできないか―

 

と考えてくれたのが彼らです。

 

あるとき、この大学生たちが大きな模造紙に九九を書いて持ってきてくれました。

そして、子どもたちに九九を覚える時間を定期的に設定してくれました。

 

一生懸命、自分たちのために接してくれる大学生の先生たちが大好きな子どもたちでしたが、

今でも当時のフィリピンの生徒たちとこの大学生たちは良い関係が続いているそうです^^

 

そういうステキな関係性が、いくつも芽生える教室です。

大学生をはじめとするボランティアのみなさん、ありがとうございます。

 

さぁみなさん、2学期も元気にがんばりましょう。

よろしくお願いします。