8月4日に行った「やさしい日本語をつかってみよう」第三部の報告です。

ここでは、ある自治体で実際に使用した防災イベントに関するチラシを、事務局にて編集したものを使いました。

 

参加者を4~5人ずつのグループに分け、防災イベントチラシを「もっと、外国人がわかりやすいように”やさしい日本語”に直す」というワークを行いました。

これ、単語ごとに一つずつを突き詰めて考えると、全てを細かく説明しすぎて、レイアウトとして見づらくなります。

「やさしい日本語」に直す加減が非常に難しかったです。

 

★「防災」という言葉を「やさしい日本語」に置き換えるかどうか?!

については、は班ごとに意見が割れているようでした。

「防災という言葉は、覚えたほうがいい言葉だから、あえてやさしい日本語にしない方がいいのではないか」

「防災という言葉をやさしい日本語に直した方がいいと思うけど、どうやって変換すればよいか」

「”台風や地震について勉強しましょう”など、具体的な言葉に置き換えるのはどうか?」

といった具合です。

 

★参加費が「無料」であることを伝える手段も、みなさん工夫さされているようでした。

「ただ」「お金はいりません」「0円」など。

 

★時間の捉え方にも文化差があることを痛感されているグループは…

1:30~のイベントで想定したワークに対して、

「1:00に あつまります」

「1:30に はじまります」

と2段階に分けて集合時間を表記していました。

なるほど^^;

 

★「運動しやすい服で来てください」… これも、日本特有の表現ですよね。

「運動しやすい服」の捉え方は個人差があります。

さぁ、どのように言い換えて伝えたらいいでしょうか?!

 

みなさん、とても真剣にグループワークで話し合ったくださいました。

時間が足りなくて残念‥

 

色々なご意見を伺えて、事務局としましても大変参考になりました。

ありがとうございました。

 

この講座での「浜松版 やさしい日本語」のご縁が、もっともっと街全体に広がっていきますように…

 

この日、お休みにもかかわらずお時間を割いていただき、足をお運びくださいました皆様に心よりお礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

 

♡♡♡♡♡

「やさしい」の「い」の口で集合写真パチリ☆彡