久しぶりに、平日ステップクラスの報告を載せます。
このクラスの目的をもう一度おさらいします。
定住外国人と日本社会の架け橋となるバイリンガル人材の「発掘、育成、確保」です。
クラスでは
★「まだ仕事として通訳、翻訳、相談業務をすることはできないけれども、いずれやってみたい」という人、
★すでに小中学校をはじめ、いろいろな現場で活躍している人
が学んでいます。
今日も読解を中心に学びましたが、その中に受け身と使役を使った文が出てきました。
その文を読んで、小中学校で支援にあたっている方から、現場に即した大事な要望がありました。
「受け身と使役について、もっと詳しく勉強したい」
たとえば学校で子どものケンカがあったとき、学校で通訳する際には、
「だれが殴ったのか?」「だれが殴られたのか?」
「だれが怒っているのか」「だれが怒らせたのか?」
状況を説明するのに、受け身や使役は非常に神経をつかうのだそうです。
この日もこうした学習者からの「持ち寄り」が、クラス全員の学びに変わりました。
これからも皆で共有していきましょう。