3月9日、第4回浜松市外国人市民共生審議会が行われました。

この会をご存知ない方は、「こちら」を参考にしてください。

 

この日の議題は主に

①浜松市の多文化共生施策について、今年度の取組状況

浜松市国際課より

②地域における多文化共生活動の充実と共生に向けた事業について

HICE、浜松市危機管理課

HICEからはいざというときのために、日頃から自治会活動に参加して顔のわかる関係を築くことの大切さが、危機管理課からは「自宅を耐震にする意義」「即避難と考える前に、自宅避難も考慮する。そのための備蓄の大切さ」が話されました。

 

③外国語通訳付き、ブックスタートの周知について

でした。

 

そのうち①の中で近年のフィリピン人の来日、滞在の傾向として次のことが話されました。

・永住ビザでの滞在が増えている

・小中学の在籍児童数が増え続けている

・浜北区に集住傾向が見受けられる

これら数字の背景として、もう少し考える必要があるのは、

★かつて日本人の配偶者、定住ビザで来日した日系人などが永住ビザへ切り替えていることが伺える。(家族を呼び寄せて、家族で日本に長く暮らす意思がある)

★日本国籍の子どもは外国にルーツがあっても、「日本語指導が必要な児童生徒数」に上がってこないことがあるので、対応には注意が必要である。

上述の動きは当会に集る方たちを通して直接、見られることでもありますので、

引き続き、必要な情報提供やサポートに努めます。

次回の会議は6月ごろの予定です。