この8月、市内の高校の先生が異業種職場体験としてナガイサに来てくださいました。

その先生が理科の先生だということで、普段の日本語の授業時間に理科の授業を

していただくことになりました。

この教室は、高校進学を目指している若者たちもいるのでみんな高校の授業に興味津々。

「黒板に漢字がいっぱい!」

「ムズカシイ~」(でも先生いわく、普段話すスピードの半分だとのこと)

それでも、なんとか指示通りビーズをつないで……

日光にかざすと……

 

色が変わった!!👀

紫外線で色が変わるビーズをつかって、目に見えない紫外線を感知してみる実験でした。

みんな、大喜び。さっそく自分のカバンに付けていました。

 

別の日には、市内の大学の先生が心理学の特別授業を。

こちらの先生は、別の事業でナガイサの活動に助言をくださっているのですが、発達障害のこと、

学習意欲のこと、異文化への適応のこと、教室内での小さなトラブルのことなど……そんな雑談の中から、

「じゃぁ『心って何だろう』みたいな種まきをしてみる?」というご提案をいただいて実現しました。

まずは、認知心理学の錯視の紹介では、「おもしろ~い!!」

実際には動いていないのにぐるぐる回る(回って見える)図形や、いわゆる「ルビンの壺」みたいなもの、

皆さんもきっと経験したことがあるのでは。

(ワタクシ、説明されてもどうしても見えない図形があって、「頭が固すぎるのか…はたまた歳のせいか…」心配になりました)

また心の健康の話題や、心と行動の関係についてのお話もしていただきました。

なにかそれぞれ子供たちの心に残ったものがあるんじゃないかな。

あったらいいな、と思った夏の特別授業でした。