自分たちだけのオリジナル!「漢字」ラップブックを作ったよ(浜松市地域日本語教育の体制づくり推進事業「週末浜北コース」)

浜松市地域日本語教育の体制づくり推進事業「週末浜北コース」は、ひらがな・カタカナの読み書きを終えて、先週から漢字学習に入っています。6月25日には基礎的な漢字の意味や筆順を勉強しました。

そして、7月2日は「天気・季節」についての漢字を取り上げました。本事業の対面版は浜北区ほか、このあと南区、東区会場と続きますが、この「天気・季節」は全クラスでの共通テーマになります。

地球規模で異常気象が続いており、とくに台風や豪雨については漢字学習に加えて、備えや情報提供が欠かせないものになっています。折に触れてこのテーマを思い出して見返したくなるような成果物を作れないか…。

そこで、本日の授業で使用したワークシートを最後に簡易ラップブックとしてまとめておくことにしました。

(「学びを見える化するラップブック」については昨年、神奈川県の成田潤也先生に教えていただきました(こちら))

皆にも「今日は自分たちで教科書を作っちゃおう!」と、このラップブックについて宣言して授業開始。

まずは天気に関する漢字を読んだり書いたりしながら、学習者間で役立つアプリ情報の交換などをしました。

ところで、下記ワークシート1番の答えは「天気」なのですが、日本語ほか5か国語で書いています。縁あって同じクラスに在籍している仲間の言語にも関心を持ってもらえるよう工夫しています^^(英語・スペイン語・インドネシア語・フィリピノ語・ベトナム語・日本語)

ワークシートを埋めた後は、天気に関する言葉を取り入れた挨拶練習をしてみました。そっけない天気を説明するだけの一文も、最後に「ね」を付けるだけで、意思疎通の機能を持たせることができますね♡

表情も大切にしながら。

次に、気象庁の過去30年分のデータから、「浜松市の1年間の平均気温・降水量」を、当法人スタッフがExcelでグラフ化してくれました。これを教材に使用しました(作成の協力、ありがとうございます!)。

グラフを読み取り、先週このクラスで覚えた漢数字を使って答えを書き入れることができました。

さて、「最も」という漢字ですが、「最高~」とか「最低っ」とかって感覚を、皆は生活の中で体得しているのではないか!?と思いませんか。クラスでは味気ない漢字学習とならないよう、学習者が自分で自分の思考にハシゴを掛けていけるようサポートしています。日常生活の日本語が出来る強みを生かしていきましょう!

というわけで、「最も」に値する言葉を、皆で出し合って赤枠に埋めました。予め学習者が答えるであろう解答を想定していたのですが(いちばん・すごく・とても等…)、なんと予想を裏切って「遠州弁」が出てきました!!

たしかに「ばか暑いら~」「ど暑いにぃ~」って言いますよね。参りました(笑)みんな、めっちゃスゴイ!

ほかにも、気象庁が発表する情報を使って語彙や漢字を取り上げ、これらを四季のシートに落とし込む作業を取り入れました。

 

(学習者の皆さんの成果物の写真を撮りそびれたので、次回、許可をいただいた後、いくつか掲載させていただきます。今日は講師作ですみません)

最後に、各自、好きな色の画用紙を選んで…

思い思いにシールなどでデコレーションし、

本日のワークシートと、皆さんの母語に合わせた「避難指示」のプリント(内閣府防災情報のページこちら)を配布し、それも中に綴じていただき、

オリジナルラップブックの、完成で~す♪

最後、駆け足になってしまいましたので、来週もこちらのワークシートを振り返りや発展に、使っていきたいと思います。

みんな、忘れないで持ってきてね。

 

Maraming salamat po.

Terima kasih.

Gracias.

ありがとう。