「生活者としての外国人」に必要な情報について、提供と収集の側面から考え、関わろう

11月3日、文化庁委託「生活者としての外国人」のための日本語教育事業のうち、日本語教育を行う人材の養成・研修のご報告です。

前半は、在住外国人向けの情報提供・収集に関わることについて、講座を実施しました。情報提供の取組については(公財)浜松国際交流協会(HICE)より鈴木恵梨香さんに登壇をご依頼し、情報収集については当法人事務局よりお話を申し上げました。

この講座は鈴木さんにとっても、当法人にとっても初めて扱うテーマでしたので、お互いとても緊張いたしました。

 

★鈴木恵梨香さんご発表部分

浜松市とHICEの連携や、

HICEの組織体制について、お伺いしました。

HICEは、浜松市に暮らす外国人住民に関する事業を実施するうえで、当事者が相談員として勤務し、その人たちの声や意見を情報発信に活かしているというのが、一つ、大きな特徴だということでした。

ただ機械的に情報を翻訳するのではなく、相談員とともに口頭で情報を精査する時間を設け、内容の要不要を整理したり、吟味したうえで翻訳にあたっていらっしゃるそうです。情報の受け取り側への届き方や解釈を想定する…というところまで、ひと手間かけて念入りに情報発信の準備がなされていることを知りました。

本講座は全国から国際関係団体さんや日本語教師の皆さんが参加してくださっていますが、終了後のアンケートでは、「このようにHICEが情報提供を丁寧に扱っていること」への反響がものすごく多く寄せられていました。

鈴木さんはHICEのイベント企画等の業務を主に担当していらっしゃいますが、加えて昨年からはホームページリニューアルやインスタ開設のご担当になったことから、それらをよりよくするために各種検定資格を取得したそうです。(ご登壇資料、とても見やすかったです!)

時流から求められる業務をきっかけに、ご自身のキャリアも積まれていらっしゃるのですね。貴重なお話を聞かせていただきまして、どうもありがとうございました。

 

★当法人の発表部分

・コロナ禍における定住フィリピン人の情報収集の様子

・オンラインによる情報提供は、「コミュニティのコミュニティ」という役目を果たしているので、大事なツールと捉えている

・とくに「災害時」に備えて、外国人コミュニティにも正確な情報が届けられるよう、日ごろから行政と連携を図っている。

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最後はゲスト講師の鈴木さんを囲んで、ご参加者の皆様と集合写真撮影を。後半の「災害への備えを、『地域』日本語教育で取り上げるいぎについて、理解を深めよう」にたすきを繋ぎます。