進化しているチームティーチング(バヤニハン浜北)

浜北クラスの報告です。

今日は大学生の日本語教育実習生がついに教壇に立つ日。地域の教室で「教壇に立つ」というのは少しイメージと違うかもしれないけど、”事前に教案を考えて、実際に指導・ファシリテーションをやってみるという日”でした。

実習生は協働センターに一番乗りでやって来て、今日は緊張している様子。彼女はバレーボール部だと聞いていたので、「大丈夫。思いきりやってみて。どんな球でも”リベロ”になるから」といったところ、「ありがとうございます!」と笑顔に^^

さて、今日のテーマは、少し前にある学習者から要望のあった「コチラ」。

「つなひろ」のレベル1 シーン2「牛乳はどこですか」の内容です。ですが、リクエストされた方をはじめ、レギュラーの学習者がほぼ全員お休み…(汗)

いっぽう、ご新規さん3名が新たにご参加!という状況。実習生が準備の中で「日本語のレベルはこれくらいの学習者が来るだろう」とシミュレーションしてきたことと現場が全く違うものになりました。

教壇デビューにして想定外という難しい状況の中、授業(実習)がスタート。動画視聴で場面把握をしながら、「ふだん学習者の皆さんはどこで買い物をしていますか?」など、和やかに授業が進みます。漢字や文法的な指導も地域の教室の雰囲気に馴染むよう、上手にアレンジして取り入れて、後半のワーク(今日はオリジナルスクリプトづくりと、ロープレ)に橋渡しできるようにがんばりました。

 

このクラスは日本語教育人材として、今申し上げた「養成段階の実習生」はじめ、「初任者」「中堅者兼コーディネーター」、加えて「バイリンガルスタッフ」がいて、支えています。

前半の実習生の球を受けて、後半は上記のメンバーがそれぞれの立場で、個々にレベルの違う学習者に向き合い、一緒に汗をかきました!

スクリプト、作っているところ↓↓↓

 

来日して数日という学習者は、バイリンガルスタッフと一緒に「すみません、フィリピンフードはどこですか」から始まるスクリプトを作成し、ロープレにチャレンジしました。↓↓↓

 

来日して6年という学習者は、アピタ浜北店のインフォメーションで、①「すみません、ダイソーはどこですか」 ②(ダイソーに場所を移して)「すみません、鉛筆はどこですか」 ③(さらに場所を移して)「2Bの鉛筆はどれですか」と場面を段階に分けてオリジナルスクリプトを考えたようです。こちらには初任の日本語教師がついて、「こそあど」を巧みに使い分けました!!おかげで学習者は気持ちよさそうにロープレしていましたよ。お見事♡

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滞在年数10年を超える方は、しまむらで「こたつのふとんが欲しい」ということでした。それで、「こたつぶとん」という新しい言葉を覚えました。最後に、「(このクラスは)いつもいいかんじですね」とコメントを寄せてくれました。

ちなみに、この方は毎回書くポートフォリオをとても大切にしてくださっているとのことで、一枚ずつ学習の記録をめくりながら振り返って話してくれました。「最初は私、ローマ字で書いていたんだよ。今はね、ひらがなや漢字で書けるようになった」って。

今日も帰ったら、このポートフォリオをお子さんにお見せするのだそうです。ママ、がんばりました(#^^#)

皆さん、本日もおつかれさまでした!

 

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最後に…。

今年度の浜北クラスは、教師陣のチームとしての成長に力を入れています。地域日本語教室では、即興でなんとかしなければならないことが多いのですが、個々が最大限に力を発揮して職務を全うしています。リフレクションをしながら、チームで補い合う。今日もお互いの気づきを授業終了後にシェアして、パチリ☆

みんなで、いい汗かいたあとです(;・∀・)(笑)