NPO法人浜松外国人子ども教育支援協会(TOMO2)より、お知らせです。
未来を担う「国際人」を育てよう!
―バイリンガル教育とブックスタートの理念に学ぶ 多文化共生社会をめざして―
詳細は、コチラ
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未来を担う「国際人」を育てよう!
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学齢期を超えている子どものための、「進路相談・高校進学説明会」を行います。
8月30日(日)PM1:30~3:30
南部協働センターにて
※ご希望の方は事前にお問合せください。
(080-4308-8380/tagalog または 090-9175-8380 日本語)
※ご希望する本人が未成年の場合、必ず保護者もご参加ください。
詳細、チラシはコチラ。
今日は浜松中央警察署のご協力をいただき、授業を行いました。
「交通安全ルールhttp://filipinonagkaisa.org/%e6%9c%aa%e5%88%86%e9%a1%9e/631/」
「110番通報練習」「白バイ、パトカー試乗体験」のうち、ここでは「110番通報練習」について報告します。
さて、ここでクイズです。
静岡県では一日にどのくらい、110番通報がかかってくると思いますか。
では、浜松市ではどうでしょうか。
答えは・・・
約600件/静岡県
約60件/浜松市
受講者の反応は「そんなに!?」というものでした。
110番通報練習は下記のケースについて練習しました。
①泥棒に入られた(外出中、自宅に)
②交通事故を起こしてしまった。
③夕方になっても、娘が帰ってこない。(一緒に遊びに行った友達は帰ってきたのに、うちの子だけ)
①泥棒に入られた。
警察が聞くことは…
名前、自宅住所(所在地)、いつごろ取られたのか(外出していた時間はどのくらい?)、何を取られたのかなどです。
住所を言うとき、「中央町」と発音したいけれど、難しいということがありました。
日本人の耳(センター役の警察官)には、「chououcho」と聞こえてしまったので、
何度も「浜松市のどこですか?”なにまち?””どこちょう?”」と聞き返される事態になったのです。
日本語教室での発音練習の取り上げ方については色々な考え方があります。
「あまりしつこく発音を直して、学習者のやる気を損ねてはいけない」ということもよく聞かれます。
けれども、こうした緊急に関わることや「自分に関係のあるもの」ならば折りに触れて練習するといいかもしれません。
滞在年数の長い方ならば会話力はある程度あります。「中(なか)という漢字です、中央町です」など、発音で自信の無いところをカバーする「何か」を一緒に考えてあげるのもいいかもしれません。
みなさんは、こういうときどのようにアドバイスをするでしょうか。
②交通事故を起こしてしまった。
警察から聞かれることは…
事故を起こした本人からの電話かどうか、同乗者はいたか、事故に相手はいたか、負傷者はいるか、
救急車を呼ぶ必要があるか、事故の程度、事故の場所、車種…
交通事故の「状況説明」には、ある程度の日本語力が必要です。
どうしても自力で話せない場合は、近くにいる日本人、または日本語が話せる人に電話を代わりましょう。
③夕方になっても娘が帰ってこない。
警察が聞きたいことは、
娘さんがいないことに気づいた時間帯、最後に見た娘さんの様子、身長、
見た目(やせている?普通?大きめ?)
服装、髪型、名前、年齢、
友だちの年齢、友だちの家の住所、友だちと最後に別れた場所などです。
「身長は?」と聞かれて身長の語彙がわからなかったので、警察の方が「背丈は?」と聞きなおしてくれましたが、それも難しいということがありました。
「たとえば、140センチくらいとか?ナンセンチですか?」と聞きなおしてくれて、やっと理解できたということがありました。
具体例を挙げてくれると、答えられることもあります。
また、髪の毛をしばっているかどうかも聞かれます。しばっている場合は、どのようにしばっているか。一つ?二つ?右寄り?左寄り?上の方?下の方?…
服装については、「今日は、どんな洋服でしたか」の問いに「白いシャツに、ピンクのショーツ」…
「シャツ」と「ショーツ」は日本人の耳にとって、聞き分けが非常に難しいです。
日本人がいわゆるカタカナ英語としてハッキリ発音するのとは違い、英語が話せる方の発音は「shirt」「shorts」同じように聞こえてしまいがちです。
今日、練習に挑戦した学習者はそのことに気づいて、「ショーツ」を「ズボン」と言い換えていました。
最後は「白バイやパトカーの試乗体験」「飲酒ゴーグルの体験(昼・夜バージョン)」がありました。
皆、記念写真を撮って貴重な体験を喜んでくれました。
バヤニハン教室では、こうした経験を通して「覚えておいてくれること」と「大切なことを仲間に広めてもらうこと」に繋がればいいなと考えています。
浜松中央警察署のあらゆる課の方々にご協力を賜り、おかげさまをもちまして充実した授業を行うことができました。この場をお借りして心よりお礼申し上げます。
この内容は同日、18:45~NHK静岡県内ニュースにて放送されました。
110番通報練習したフィリピンの学習者が取材を受け、今日の感想を話してくれました。
「本当にいい勉強になりました」
「日本の住所は長いから、言うのが大変だった。とてもいい経験になった。Nice experine!!」
最後になりましたがNPO法人浜松ころころねっとさん、今日も託児のご協力をいただきましてありがとうございました。http://www.geocities.jp/koro2net_hamamatsu2003/
お母さんの傍を離れると子どもが不安になりますので、お母さんの勉強する姿が見える距離で託児をしてくれています。
今日は浜松中央警察署に協力していただき、
「交通安全ルール」「110番通報練習」「パトカー・白バイ試乗体験」を行いました。
今回はそのうち、「交通安全ルール」についての活動報告をします。
▼自分の乗っている自転車の点検をしましょう。
ブレーキはしっかり効きますか。
ダイヤに空気は充分、入っていますか。
タイヤが擦り減っていませんか。
ライトは点きますか。また、反射板はきちんと正しい向きで取り付けられていますか。
▼自転車及び歩行者専用道路、信号
▼一時停止
浜松市で一番多い事故の事例は・・・「一時停止を無視することによる事故です」
▼実際に動いてみました。
道路を渡るときは「右、左」+「うしろ」も確認しましょう。
一旦停止、忘れないようにしましょう。
自転車と歩行者が交差点で出会うときは、特に注意が必要です。
見えにくいときは、停止線からゆっくり前に出ます。
そして視界不良な部分について、目視による確認を行います。
歩行者は手を挙げ、自分の存在を知らせます。
▼夏至
夏至とは、「一日のうち昼が一番長く、夜が短い日」を言いますが・・・
この夏至、もうとっくに過ぎています。つまり、少しずつ夕方になるのが早くなっているということです。
早めのライト点灯を心がけてください。
ライトの意味は2つあります。
①「暗いところを照らし、自分が前方を見やすくすること」
②『自分の存在を、他の車や歩行者に知らせること』
▼その他、危険行為
酒酔いで自転車を運転した際の罰金、最高額は…100万円です。
そのくらい、重大な事故を起こす可能性があり、危険だということですね。
また、音楽を聴きながら、携帯を触りながら乗るのもいけません。
「ついつい」が取り返しのつかない事態に至ることもあります。
気をつけましょう。
・・・・・
ところで、6月1日~自転車で交通違反をした場合の罰則が今まで以上に厳しくなったことをご存知ですか。そのことを知っている方でも、「どうして、罰則が厳しくなったのか」まで知っている方は少ないかもしれません。
東北大震災以降、車よりもエコな自転車が見直され、自転車に乗る方が全国的に増えたそうです。
いっぽう、増えるとともに悪質な自転車の乗り方をする人も増えてしまったとのことでした。
これが、自転車の交通ルールを見直し、罰則が厳しくなった経緯です。
せっかく見直されたのですから、安全に乗りたいと思います。
最後に。
浜松に暮らしているフィリピンの皆さんは自転車に乗ることも多いそうです。
バスは路線が複雑に感じて乗る自信がなく、その点において自転車は気軽に乗って出かけられるようです。
これから暑さが増していきますので、熱中症にも気をつけてください。
110番通報練習については、別の投稿に掲載します。
http://filipinonagkaisa.org/%e3%83%90%e3%83%a4%e3%83%8b%e3%83%8f%e3%83%b3/655/
7月下旬~8月中は、日本語教室や小中高校がお休みという所も多いと思います。
その間に、いろいろな体験をしてみてはいかがでしょうか。
そのうちの一つとして、天竜厚生会様の福祉体験をご紹介します。