(ご報告)学社連携「ことばの教育の今と未来」

2月14日のご報告です。このたび、「第11回はままつグローバルフェア(オンライン)」に、当法人が文化庁から委託を受けて実施した「多文化共生時代」を縦と横につなぐ 学校教育×社会教育「ことばの教育の今と未来」のライブ配信を提供しました。

広報開始から大きな反響を頂戴し、後日、録画配信希望のご希望も多く寄せていただきましたので、どなたでも見られるように致しました。ぜひ、ご覧ください。

また、本講座は静岡新聞(2月17日朝刊)にも掲載していただきました。(やさしい日本語ツーリズム研究会のサイトに飛びます

さらに、一般財団法人日本青年館が発行する「社会教育」からも取材を受けました。こちらは6月に発行される第900号という節目に、特集が組まれて掲載されることに!掲載が決まり次第、本サイトでもご報告申し上げます。

ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。

今年度8月の成田氏萩元氏の講座により「学社連携」というキーワードに接して実施するに至った本講座ですが、今回は「知の循環型社会」という新たなキーワードに巡り合うこととなりました。

私たちは活動に参加するすべてのひとが、支援する・されるという関係を超えて学び合い、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)が波及することを願っています。

また、皆様とお目にかかれるのを楽しみにしております♪

はままつグローバルフェアでオンライン配信決定!「ことばの教育の今と未来」

突然ですが、皆さんは昨夏、フィリピノナガイサが開催した2つの大人気講座を覚えていらっしゃるでしょうか。

①「新時代の言語教育」小学校の外国語教育と機械翻訳技術の融合(講師:神奈川県教育委員会指導主事 成田潤也氏)こちら

②簡単!すぐ使える!!やさしい日本語×多言語音声翻訳でグローバルコミュニケーション(講師:社会教育主事 萩元直樹氏)こちら

今回は、その2つを一度にお聞きできる、とっても贅沢、かつ大胆な講座のお知らせです。

・・・と、その前に。

私たちフィリピノナガイサは団体設立から四半世紀が経ちました。この間、それぞれの時代で「地域連携」活動に邁進し、「子ども支援」活動も休むことなく継続してきました。

今ではすべての取組をフィリピン人と日本人スタッフが協働実施していますし、会に賛同する日本人も増えました。さらに、子供たちも次々成人して今では会を支える側に回っています。

今はまだ「フィリピノナガイサ」という小さな世界での出来事に過ぎませんが、このように時代を縦と横に結ぶ視点が社会のあちこちに広がると、「面」になり、多文化共生社会は「一般化する」のではないか?!

「ああ、もう一度、成田先生と萩元さんの話を一遍に聞いてみたい!」という欲張りな願いから生まれた講座、今回はそのお知らせなのです。(それで、話は前に戻ります)

さて今回、ダイナミックに時代を縦と横に思い切りぶち抜いてくださるのは「やさしい日本語ツーリズム研究会」の吉開章氏です。そして3人のパネリストに混じって、フィリピノナガイサからもスタッフのマリちゃんとハンバが参加します。

私たち5人は打ち合わせの中で、「とにかくそれぞれの主張を持ち寄って、楽しみましょう」ということを確認しあったばかり。配信中は、ご参加者の皆さんにも気軽にチャットでコメントを寄せていただきたいです♪みんなでこの講座を作って、盛り上げましょう。

なお、このコンテンツは「はままつグローバルフェア」で配信されます。学社連携、乞うご期待!先着100名までで、キャンセル待ちも受け付けます。

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お申込みは「こちら」(お申込み専用フォームから、お願いします)

みなさんとご一緒できるのを、楽しみにしています。最後にisa pa(もう1回)、チラシです^^

文化庁「つながるひろがるにほんごでのくらし」の使い方をみんなでいっしょに考えませんか

こんにちは。1年のくくりを年度で動いている私たちは、3月までラストスパート!

今年度の最後は、私たちといっしょに文化庁の日本語学習サイト「つながるひろがるにほんごでのくらし」使う工夫を学んでみませんか。

お申込みは、「コチラ

文化庁の「つながるひろがるにほんごでのくらし」のウェブサイトは「コチラ

「つながるひろがるにほんごでのくらし」、通称「つなひろ」は、空白地域に在住し、近隣に日本語教室がない人たちのために開発されたウェブサイトですが、地域日本語教室でも工夫すれば自律学習やコミュニケーションの促進に活用できそうです。

まだ開発されたばかりですので、関わる日本語学習者や地域ごとにあわせて活用のアレンジは様々に考えられます。

今回は制作メンバーでもある有田玲子さんを講師にお招きします。有田先生にアドバイスをいただきながら、皆さんとともに使う工夫をたくさん考えて、事例を集めたいと思います。

集めた事例は「つながるひろがる」の言葉通り、さらに全国の皆さんと共有し活用できるよう公開する予定です。まずは、その事例を一緒に考えてくださる40名の皆さん!お待ちしていますm(__)m

本講座は文化庁委託、浜松市後援、(公財)浜松国際交流協会(HICE)後援、そして特定非営利活動法人フィリピノナガイサ主催にて実施します。

「外国人の生活と就労」在留資格を扱う行政書士と、外国人支援団体との連携から見る

みなさん、こんにちは。今日は文化庁から委託を受けて実施している人材育成事業、公開講座のお知らせです。

当法人は今年度から、行政書士の古橋洋美先生と連携をしております。その中で、先生からこんな話をお聞きしました。

行政書士という仕事は在留資格に関する業務までは携わるけど、資格認定が取れたところで手を離れてしまうので、生活相談として受けていた案件については橋渡し先として、NPO法人の存在は貴重だというものでした。

いっぽう、私たちも日ごろの活動において、在住外国人から様々な相談を聞くけれど、専門家への橋渡しは欠かせないということを強く感じています。

この両者が手を携えて、外国人のための支援をするという事例はきっと、今後、外国人の定住化が進む上では参考になる取組の一つではないかと考えます。

皆様のご参加を、お待ち申し上げます。

お申込みは「コチラ

多文化共生社会の防災・減災(報告)

今年も残すところ、わずかになりました。 年末年始は大寒波がやってくるようです。皆様、気を付けてお過ごしください。

さて、12月19日に文化庁委託人材育成講座 「多文化共生社会の防災・減災」を実施しました。 共催浜松市、 公益財団法人浜松国際交流協会(HICE)

 講師は、仙台多文化共生センター 菊池哲佳(あきよし)さん、 それから (公財)浜松国際交流協会(HICE) 多文化共生コーディネーターキクヤマリサさん。 ご参加者は全国から日本語教師はもとより、 自治体・国際交流協会関係者、 地域の活動を推進されてる方などがお見えでした。 皆様、ありがとうございました。

内容はこちらをご覧ください。

★菊池様資料

仙台多文化共生センターHP(こちら

★キクヤマ様資料

(公財)浜松国際交流協会(HICE)HP(こちら

★講座の要点(内容)

ブラッシュアップ!通訳・翻訳のスキルと心がけ

お知らせです。2月11日と23日に、通訳・翻訳の仕事に興味のある人向けに、勉強会を行います。久しぶりに対面での公開講座です。

こちら毎年問い合わせを受け、人気講座ですが、ソーシャルディスタンス維持のため、定員45名の部屋に対して受講者は20名までの募集となっています。

どうぞ、お早めにお申し込みください。

なお、昨年の本講座の様子は(こちら)をご覧ください。

「多文化共生社会」の防災・減災

地震、台風、大雨、洪水…日本は自然災害がとても多い国です。

そんな中、国内には300万人近い外国人が暮らしていますが、「自国との気候・起こり得る災害の種類の違い」を知らない人も多くいます。多様化が進む私たちの「地域の防災・減災への意識」は、従来のままで大丈夫でしょうか。

そこで、講座を一つ計画しました。参加費無料、定員90名まで、詳細は下記チラシをご覧ください。

本講座の第一部では、東日本大震災でのご経験から当時困ったことや、現在の住民の意識変化を共生社会の視点からお聞きします。(講師は仙台多文化共生センター長の菊地哲佳さん)

第二部では「浜松市災害時多言語支援センター」の取組をお聞きします。(講師は公益財団法人浜松国際交流協会HICEのキクヤマリサさん)

地域日本語教室はたいてい協働センター(公民館)を会場とすることが多いですね。こうした施設利用者は日本語教室に通う外国人のほか、地元住民もいます。

このように人々が集う場を捉えて、日ごろの教室活動で災害への備えとしてできることを今一度考えられるよう、ご参加者の皆様と共有したいと思っています。

日本語教育のご関係者はもとより、通訳・翻訳者、自治会の方、地域の方など。全国から国籍問わず参加をお待ちしています。(講座は日本語で行います)

お申し込みはメール( filipinonagkaisa@yahoo.co.jp )まで。「お名前」「ご所属」「ご連絡先」を記してお申し込みください。ご参加者には、12月15日ごろ、参加URLをお送りします。

よろしくお願い致します。

主催:NPO法人フィリピノナガイサ

共催:浜松市・(公財)浜松国際交流協会(HICE)

(報告)調査の手法から考える「生活者としての外国人」のニーズを基盤とした地域日本語教育

このたび、緊急開催!ということで公開講座「調査の手法から考える(「生活者としての外国人」のニーズを基盤とした地域日本語教育)」を実施しました。

講師は静岡県立大学国際関係学部教授・高畑幸先生です。

ところで、高畑先生からご参加者26名には事前にアンケートのご協力をお願いしていました。「今回、フィリピノナガイサの講座に参加するのは何回目ですか」の問いに、約半数の方が「はじめて」とご回答くださっています。

講座開始時の自己紹介では、全国から、さまざまな背景を持つ方々が、それぞれの現場ごとに課題意識を持って、ご参加いただいていることも伝わってまいりました。

日本語教育関係者(教師、ボランティア、日本語学校経営者)、自治体や国際交流協会の職員、大学教授、大学生、外国人雇用コンサルティング会社経営者、そして海外からのご参加も複数名…新しいつながりに感謝いたしますm(__)m

さぁ、内容のご報告です。先生からは冒頭、「本講座の目的として、『生活者としての外国人』が日本での生活をより充実したものにするために行う日本語教室というものがあり、そこにはどんなニーズがあるのか?それらを知るための調査の方法や気をつける点などについて学びます」というお話がありました。

一つの事例として、1990年代に先生が名古屋栄東地区のフィリピンコミュニィに関心を持ち、2000年代に入ってからは同地区の日本人を対象に外国人住民の地域参加に関する意識調査をしたこと、その調査をきっかけに、地域全体が共生社会に向けて動いていき、行政と地域組織、フィリピンコミュニティが連携した「共生事業」が根付いている…そのような話をお聞きしました。

この地区のフィリピンコミュニティであるフィリピン移住者センター(FMC)では、フィリピンの方々の生活や抱えている課題など、色々見えてきたのだそうです。(キーワード/「ラポール形成」「参与観察」「ゲートキーパー」)

その後、栄東地区の日本人住民を対象に意識調査をする必要を感じて、町内会長さんに協力のお願いに行ったそうですが、最初は「この人だれ?」というご反応だったとか。

けれども調査後、「数字として結果が表れる」というのが一つの説得材料になり、町全体が動いていった!と。

こうした実例を伺うと、大変励みになります。興味深くお聞きました。

また、調査実施前に町内会長さんたちと話しながら、先生が「もともと日本人住民も、”なんか最近、外国人増えているよね。何か一緒にできないかな”ということをぼんやりとでも思っているのでは?」と予想を付けていたからこその行動力と結果だったのだとわかりました。

調査の結果は当時、中日新聞にも取り上げられ、両者(フィリピンコミュニティと自治会)の声が社会の中に「見える化」されました。これにより、あらたに「行政(中区まちづくり推進室)」が加わり、互いの関係性が続く仕組みができたことも必見です。

★栄東まちづくりの会(こちら)…高畑先生の調査後、町内会等の地域組織から代表者を出して結成された。活動の目的のひとつが「外国人住民との共生」(2003年)。

★フィリピン人移住者センター(FMC)…日本で暮らすフィリピン人を支援し、社会・文化・経済・政治的地位の向上を目指すとともに、日本内外の他団体と連携しながら、フィリピン系コミュニティと日本社会との良好な関係を築くことを通じて多文化共生社会の構築を目指している団体です(代表:石原バージさん)。

それぞれの団体は長年にわたる多文化共生の活動が評価され、2013年と2015年に愛知県知事から表彰されたそうです。また、今年はコロナ対策に向けた活動として、「FMC」の皆さんが同地区の飲食店で働く外国人にマスクを配布されたとうこともお聞きしました。

栄東地区での多文化共生事業については、ぜひ「こちら」の動画もご覧ください(制作:DiVE.tv)。

こうした先生のお話から、リアルな社会現象の中に自分たちも存在しているということを「まず、知ること」「関心を持つこと」から調査へ踏み出し、分析結果から、それぞれの現象の関係性を知り、必要な仲介を行うことができることも教えていただきました。

その他、調査の進め方や注意点などをお聞きしましたが、こちらはご参加いただいた方のみの特典として、本記事への掲載はここまでにさせていただきますm(__)m

「社会調査」について詳しく知りたい方は、「社会調査士」の認定団体である一般社団法人社会調査協会ホームページをどうぞ(こちら

全国で200以上の大学に社会調査士資格取得のためのカリキュラムがあり、ホームページではその大学の一覧が見られます。これは学生が「社会調査士の資格を取りたい」というときにも、自治体が「住民に向けた調査で地元大学の協力を得たい」という場合にも参考になるそうですよ。

さらに、社会調査について独学でもっと勉強を深めたい方は、甲南大学の「社会調査工房オンライン」のサイトにも調査のノウハウが書かれています。参考にしてください。

最後は恒例のご参加者と記念撮影をさせていただきました。本事業は文化庁委託にて実施しましたが、皆さまとともにこうした講座に参加した足跡を残すこともまた、次の活動に結び付きます。ご参加、ご協力、改めましてありがとうございます。

講座を改めて振り返りまして、先生から大事なメッセージを受け取ったと思います。それは、「調査をするということは、調査を受ける側の時間を奪ったり、調査内容によっては精神的苦痛を与えるようなものもあるかもしれない。そのことを常に頭に入れた態度と配慮をもって、調査に関わるように」ということです。信頼関係の構築、無駄のない聞き方の大切さから、これまで本事業がシリーズで実施してきた「やさしい日本語」に通じる点が非常に多いと感じました。

高畑先生、今回は大変貴重なお話を聞かせてくださいまして、ありがとうございました。Maraming salamat po.

緊急開催!「調査の手法から考える(「生活者としての外国人」のニーズを基盤とした地域日本語教育

突然ですが…

2016年、浜松にて実施し、ご参加者の皆様から大好評だったこちらの講座。最近の外国人に関する調査をアップデートして、今度は全国の皆様にもご参加いただけるよう、zoomでの開催が決定しました!

★フィールドワークって、どうやるの?留意点は?

★アンケート項目って、どうやって決めるの?

★得られた結果をどのように分析したり、活用したりするの?

私どもは、在日フィリピン人のご研究に精通されていらっしゃる静岡県立大学国際関係学部の高畑幸教授に懇意にしていただいていますが、実は先生、専門性の高い知識を必要とする「専門社会調査士(一社・社会調査協会)」の資格もお持ちなんです。

近年、外国人を取り巻く社会的な動向は変化が大変激しいです。そのような状況においては、つぶさに調査する姿勢、現場に活かす行動力が求められます。

私たちも4年ぶりの勉強です。みなさんも一緒に参加しませんか。(参加費無料)

お申込みは、filipinonagkaisa@yahoo.co.jp まで。「お名前」「ご所属」「ご連絡先」「11/21参加希望」を記してお申し込みください。

お申込み後、zoom参加URLをお送りします。

(参加のお礼)今、地域に求められている日本語教育とは(浜松市の多文化共生施策から考える)

本日、人材育成のための公開講座、文化庁委託「今、地域に求められている日本語教育とは(浜松市の多文化共生施策から考える)」を実施しました。

講師として、浜松市国際課より古橋広樹様、文化庁国語課日本語教育専門職の松井孝浩様にご登壇いただきました。

古橋様には浜松市の多岐にわたる多文化共生の取組をお聞きしました。

松井様には、様々な施策や制度を知り、自分たちはそのどこに関わっているかを知ることの大切さ、そして「日本語教育」「日本語学習者」とは言うけれど、何を目的にしていて何を学ぶのかを考える必要性をお話していただきました。

オンラインにて開催したことで、遠くはカリフォルニア州から、そして全国各地から、50名近くの方々にご参加いただきました。

こうした市外の方々からのご質問には、同じく聴講いただいていた(公財)浜松国際交流協会(HICE)の職員の皆様にもご回答のサポートをしていただきました。みなさん、本当にありがとうございました。

後日、報告動画を本HPに掲載する予定です。お待ちください。