【活動】社会保障制度とマイナンバー制度について/バヤニハン日本語教室

 
10月11日(日)バヤニハン日本語教室を行いました。
 
テーマは「社会保障制度」で、ゲスト講師は
(有)伸栄総合サービス内の社会保険労務士、菊池正義様にお願いしました。
 
今回はまもなくマイナンバー制度が本格的に始まるということもあり、そのお話にも触れていただきまし た。
 
授業は2つの軸を作り、行いました。
 
 
①内閣府で出しているこちらの資料を使いました。
 
イラストが入っているので、わかりやすいです。
 これで、マイナンバー制度の概要を説明しました。
 
 
②オリジナル補足資料を作成しました。
 
マイナンバーの「番号通知」は『簡易書留』で届きます。
 
制度そのものの理解に加えて、
この「通知カード」が「本人の手元に確実に届くかどうか」ということは第一関門です。
 
 
・在住外国人の中には、引越し回数が多い方もいます。
 
・10月2日時点での居住地(住民票の住所)に「通知カード」が届くとのことですが、
実際にこのような質問が学習者から出ました。
 
「近日、引越し予定だけれど、もし通知カードが届く前に引っ越したらどうなりますか」
 
ということでした。
 
今回の「通知カード」は、郵便局の転送届は使えません。
 
手元に届かない場合は、

『マイナンバーコールセンター』

英語(えいご)中国語(ちゅうごくご)韓国語(かんこくご)・スペイン()・ポルトガル() Tel 0570-064-738(通話料かかる)

  受付(うけつけ)時間(じかん)  平日(へいじつ)AM8:30~PM10:00

へ、連絡してください・・・
 
 
 
・日中はフルタイム勤務または夜勤だと日中は寝ているということがあり、
配達を受け取れないこともあります。
 
その際、「不在票」が入りますが、
「毎日ポストを見ない」「日本語の郵便物は処分してしまう」
といったことがないようにしてください。
 
また、玄関の覗く穴を見て、知らない人(郵便局員)だと、出るのが億劫になるということもあるかもしれません。
 
日本語がわからないので不安だと思いますが、 
「通知カード」が届くまでは、玄関に出てください。
 
 
・・・
 
「番号通知カード」を「個人番号カード」に申請するのは「あくまでも任意」です。
 
「番号は厳重管理してください」
 
・・・
 
授業の中ではとても貴重な意見も出ました。
会社に「12ケタの番号を伝えるのは心配だ」「コピーで提出をしろと言われるけれど不安だ」
と言った声がありました。
 
通知カードのコ ピーを取られたり、会社に番号を伝えた際に、
「交換で、”この日に担当の●●が、番号を記録しました”という記録、レシートのようなものが欲しいね」
 
という意見交換、アイディアが出てきました。
 
こうして制度について、自分達の意見を述べる機会となったことは、制度そのものへの関心を深める
よい機会となりました。
 
・・・ 
いっぽう、現時点で
「マイナンバーのことについて一切、会社から情報提供がない。カードを出せとも言われていない」
という方が目立ちました。
 
雇用側にも制度についてきちんと従業員に伝え、安心して働ける環境を提供してほしいと願います。
 
 ちなみに本日ゲスト講師を勤めてくださった菊池先生の会社((有)伸栄総合サービス)では、
6月ごろから社内報等を使い、マイナンバー制度について段階を追って情報提供してきたそうです。
 
一度では理解が難しいですので、こうしたきめ細やかなサポートは、ありがたいですね。
 
その他、社会保障制度についても多くの質問が出まして、
予定していた3時間よりオーバーしてしまいました。
 
 
★この日、NHKの取材が入りました。(2015.10.11 18:45 県内ニュース)
放送では、下記のことを申し上げました。
 
学習者から
「漢字で書いてあるものが郵送で届くと難しい。でも、今日は勉強になった」
 
事務局から
「言葉がわからないという不安を、情報提供することで払拭してあげたい。
行政にも教室活動で得られたことを上げていくので、サポートして欲しい」
 
 
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